
アートと食の複合施設「大谷グランド・センター」が、栃木県・大谷町に2026年1月5日(月)にグランドオープン。アーティスト、YOSHIROTTENが常設展示を手がけたアート空間が誕生した。

アートディレクターとしてラグジュアリーブランドとのコラボレーションなど数々のプロジェクトを手がける傍ら、自然や歴史への洞察をデジタル表現を通じて可視化したアート作品でも大きな注目を集めるYOSHIROTTEN。初めての常設展示空間となったこの場所は、日本を代表する銘石「大谷石」を生かしたユニークな建築の中に食事処や大浴場を備えた旧「山本園大谷グランドセンター」の跡地をリノベーションしたもの。1967年に建設された同施設は多くの来場者で賑わった宇都宮屈指の観光スポットだったが、閉業後は30年以上にわたり廃墟となっていた。

YOSHIROTTENは、この空間が持つ独自の魅力に共鳴。同地と大谷周辺地域の歴史を丹念にリサーチし、展示作品を制作した。その取り組みは、太古の記憶を湛える不変的存在としての自然の気配に向き合うだけではなく、産業の発展とともに人間の手が加えられ、動き続けてきた「大谷石」のあり方にも目を向けたものとなった。

なお、大谷グランド・センターの2Fには、食を通じてこの土地の魅力を伝えるレストランもオープン。栃木出身の気鋭の料理人、イタリアンを極めた相場正一郎(LIFEオーナーシェフ)と、スイーツの名匠・江森宏之(メゾンジブレー オーナーパティシエ)が初タッグを組み、この土地ならではの一皿をお届けする。
石が運んでくるメッセージを知覚し、石とともにこの街を浮遊し、過去と未来に思いを馳せるこの場所に、ぜひ足を運んでみたい。
※掲載情報は1月15日時点のものです。
最新情報は公式サイトをご確認ください。
「大谷グランド・センター」
オープン/2026年1月5日(月)
住所/栃木県宇都宮市大谷町1396-29
URL/https://oya-grand-center.com/
Text : Akiko Kinoshita
