
劇団「東京サンシャインボーイズ」の復活公演『蒙古が襲来』、初のシェイクスピア劇の翻案『昭和から騒ぎ』、三谷文楽『人形ぎらい』の上演と、チャレンジが続いた2025年の三谷幸喜。
2026年も挑戦は続く。1月30日に幕が開く『いのこりぐみ』は、小栗旬、菊地凛子、平岩紙、相島一之の4人がモンスターペアレントをテーマにしたワンシチュエーションのディスカッション劇。緊張感と笑いにあふれた三谷幸喜独自の空間が広がるだろう。
「次はぜひ三⾕さんの舞台に出たいと思っていた」という小栗旬は小学校の教員を演じる。なんと、舞台で日本人の役を演じるのは初めてだというから驚きだ。『鎌倉殿の13人』で、三谷脚本のもと、1年にわたって主役の北条義時を演じた。舞台での顔合わせは初となるが、三谷作品の面白さを知り尽くした小栗の演技がどうなるか注目だ。
今回、初舞台となる菊地凛子は「小栗さんの舞台を観劇したことがきっかけ」で舞台に興味を持ったという。やはり『鎌倉殿の13人』で、義時の3人目の妻・のえを演じ、三谷脚本に触れている。初舞台のプレッシャーを推進力にモンスターな母親を演じていく。
物語は小学校の教室を舞台に、放課後、面談のために残る二人の教師がモンスターペアレントの母親に対応していく。一見平凡な担任教師は平岩紙、ベテランの教頭には相島一之という顔触れ。新しさと間違いなく面白くしてくれる安心感を両立させてくれるキャスティングに期待が高まる。
舞台『いのこりぐみ』
作・演出/三谷幸喜
出演/小栗旬 菊地凛子 平岩紙 相島一之
企画製作/トライストーン・エンタテイメント ディライト・エンタテイメント
<東京公演>
公演日程/2026年1月30日(金)~2月23日(月・祝)
会場/IMM THEATER(東京ドームシティ内)主催/トライストーン・エンタテイメント/ディライト・エンタテイメント
問い合わせ/https://www.delight-ent.com/contact
<新潟公演>
公演日程/2026年3月6日(金)〜8日(日)
会場/りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
主催/公益財団法人新潟市芸術文化振興財団/BSN新潟放送
<兵庫公演>
公演日程/2026年3月12日(木)〜15日(日)
会場/兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
主催/兵庫県/兵庫県立芸術文化センター
<愛知公演>
公演日程/2026年3月20日(金)〜22日(日)
会場/穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
主催/公益財団法人豊橋文化振興財団
共催/豊橋市
<大阪公演>
公演日程/2026年3月27日(金)~3月29日(日)
会場/SkyシアターMBS
主催/毎日放送
公式サイト/ https://www.delight-ent.com/inokorigumi
