海風と異国情緒が包む「ザ・ゲートホテル横浜」で横浜の魅力を再発見! | Numero TOKYO
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海風と異国情緒が包む「ザ・ゲートホテル横浜」で横浜の魅力を再発見!

年末に向けて忙しさが増すこの時期。生活リズムが崩れ、自分が思っている以上に疲労が溜まっていることも。そんなとき、私はふらりとホテルに泊まって心と体をリセットするようにしています。記念日でも旅行でもない、なんでもない日のご自愛ホテルステイを紹介します。

宿泊したのは、元町・中華街駅から徒歩4分の横浜港を望む絶好のロケーションに位置する「ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC」。今年2月にオープンし、新たなランドマークホテルとして注目されています。

客室は、スイート「THE GATE」、コーナー「Luxe」、スタンダード「Classy」「Essential」、シングル「Modest」の5タイプ111室あり、観光やお祝い、ビジネスなど幅広いシーンにおすすめ。今回は横浜の海を見晴らす「Classy」のお部屋にしました。

横浜港を望む、英国モダンの静謐な空間

ダークウッド調のインテリアで統一された室内は英国モダンのエッセンスを感じさせます。窓の外には見頃を迎えた秋のバラが彩る山下公園。ときおり響く汽笛にかつて港町として栄えた街の息づかいを感じます。

ベッドは全室シモンズ製のマットレスを採用。照明設計と肌触りにこだわった二重ガーゼのナイトウェアが上質な眠りへと誘います。

ラウンジのある12階にはバーが併設されており、テラス席では横浜港を望みながら開放的なひと時を過ごせます。9月から平日限定でアフタヌーンティーの提供も始まり、知る人ぞ知る隠れ家的スポット!

最上階の13階は横浜を一望できる宿泊者専用のルーフトップテラス。6:00〜24:00まで利用可能で、訪れたのはちょうど日の入りの頃。海風を感じながら眺めたマジックアワーの空は忘れられません。

開放感あふれるダイニングで、肩の力を抜いて味わうひととき

FAVORITE DINNER ¥5,800〜

夜は1階にあるメインダイニング「Anchor Grill Yokohama」でコースを楽しみました。前菜とメインを自由に選べるスタイルで、落ち着いた雰囲気ながらも気取らず過ごせるのが魅力です。ドリンクに迷ったらホテルオリジナルのロゼスパークリングワインがおすすめ。爽やかな酸味が肉、魚、野菜とどんな料理にもよく合います。

食後は海風に当たりながら山下公園〜横浜中華街を夜の散策へ。わずか10分ほどの距離なのにガラリと変わる街の表情が面白く、横浜の奥深さを感じました。

朝食¥3,500

朝食は、メインを選び、サラダやスープ、フルーツなどのサイドディッシュを自由に楽しむセミブッフェスタイル。

「ゲートホテルの朝食は絶品だ」と何度か耳にしていたので、とても楽しみにしていました。なかでも驚いたのが、サラダ&デリスポットの種類豊富さ。サラダは神奈川県産にこだわり、デリカッセンはすべて自家製です。朝からフレッシュな野菜をたっぷり取れるのは嬉しいポイント。クリーミーなオランデーズソースが絡むエッグベネディクトも期待を裏切らないおいしさでした。

屋外テラス席にはペットと一緒に食事を楽しむ人の姿も見られ、地元からも愛されるホテルであることが伝わってきました。時間帯でメニューが変わり、平日のランチは週替わりで替わるメイン料理とデリスポットを展開。次に横浜を訪れるときには、ぜひ足を運んでみたいと思います。

ザ・ゲートホテル横浜 by HULIC
住所/神奈川県横浜市中区山下町11-3
TEL/045-264-6040
URL/https://www.gate-hotel.jp/yokohama/

Profile

門田実夢Miyu Kadota エディター。高知県出身。2020年に扶桑社に入社し、書籍PRを経て24年に『Numéro TOKYO』編集部に異動。主にライフスタイルとカルチャーを担当。かわいいものが大好きなミーハー。気ままな小旅行が好き。ギターとピアノが癒しで、週末は音楽に浸ってデジタルデトックス。
Instagram @miyu_kadota
 

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