1898年にドイツ・ケルンで創業し、スーツケースの先駆者として、120年以上にわたり、世界中の旅人に愛されてきたリモワ。この秋、ブランド初のレザーバッグ『グルーヴ コレクション』が登場。ソフトで繊細なバラのような色合いの新色は、リモワのDNAである伝統と革新に新たな息吹をもたらす。2026年で芸歴20年目を迎える渡辺直美が新作を纏い、Numéro TOKYOがスペシャルシューティングで魅せる。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年12月号掲載)
旅や日常をときめきで彩る
エレガントなピンクを楽しむ

今秋、リモワに仲間入りした新色「バレリーナ ピンク」は、柔らかな花びらを思わせる可憐な色合い。高性能ポリカーボネート製の『エッセンシャル』のスーツケースや、iPhoneケース、パッキングキューブなどのアクセサリーにも、リモワらしい機能美とフェミニティが息づく。繊細でありながら力強さを宿すこのカラーは、旅先でも日常でも華やぎを演出する。大容量からコンパクトまで揃い、あなただけの特別なピンクが見つかる。
端正でラグジュアリーなブラックが
どんなシーンにも映える

甘美な「バレリーナ ピンク」の色の世界に、クールなコントラストを描くブラックのクロスボディバッグ。イタリア製の柔らかなスムースカーフレザーに刻まれたグルーヴ(溝)が、フェミニンな空間に都会的なムードを漂わせる。ブラックのクロスボディバッグは、ドレスアップからカジュアルまで現代のライフスタイルに寄り添うデザイン。もちろん旅のパートナーとしても最適で、新しいリモワを発見できるアイテムになりそう。
一生の旅に寄り添う
リモワを象徴するシルバー

リモワを語る上で欠かせないのが、ブランドを象徴するアルミニウム、そしてシルバー。新作『グルーヴ コレクション』のクロスボディバッグのシルバーは、次のリモワの新しいアイコンになるかもしれない注目バッグ。ラグジュアリーなレザーハンドルを備えた『クラシック』と合わせて、ジェットセッターにふさわしいタイムレスなコーディネートはおすすめ。今季の『クラシック』は、ホイールやハンドルをピンクにカスタマイズでき、自分だけの一台を作ることができるのも新しいニュース。
バレリーナのムードと響き合う
特別なピンクをこの手に

手にした瞬間に伝わるのは、120年以上受け継がれてきたリモワの歴史と品質へのこだわり。一目でわかるグルーヴに、上質なレザーのしなやかさと軽さを宿したクロスボディバッグは、耐久性にも優れ日常に洗練をもたらす。シーズン限定「ピンク」のスモールサイズは、必需品をスマートに収められる収納力と大きく開くファスナーを備え、クロスボディ、ショルダー、ハンドバッグとして多彩なスタイルに対応する。
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「私とリモワ」

──メモリアルな旅は?
初めてのニューヨークです。留学するちょうど1年前、ビヨンセのネタを憧れのニューヨークで披露するという番組のロケでした。そのときアメリカ自体も初めてで、14時間のロングフライトさえ楽しくて。機内ではほとんど眠らずにずっとワクワクしていたことを覚えています。
──お気に入りの旅先は?
住んでいる日本とアメリカを除くと、パリですね。パリはとにかくごはんがおいしい。アジアはタイ、台湾、香港、韓国……どこも食の満足度は高いけれど、ヨーロッパなら断然パリです。ファッションショーで訪れたとき、街角で何となく買ったパンが「え?」と声に出るほどおいしくて、それが最初の衝撃でした。本場のフランス料理はもちろん、和食までレベルが高くて、パリなのにうどんや和食に手が伸びちゃうことも(笑)。もちろんファッションも可愛くて、大好きな街です。
──今、行きたい旅先は?
これまで、多くの都市を旅してきましたが、将来のハネムーンのためにとってある場所が二つあるんです。一つはモルディブ、もう一つはオーロラ鑑賞です。やっぱりハネムーンは、ふたりとも初めての場所が理想ですよね。でも今、私のオーロラ欲が高まりすぎて、結婚まで待てそうになくて……。もし、今どこにでも行けるなら、確実にオーロラが出現するタイミングを狙って、北の国に行ってみたいです。
──リモワを愛用する直美さんの、ファーストリモワは?
ブラウンの「サルサ(現・エッセンシャル)」でした。それまではスーツケースにそれほどこだわりがなくて、タイヤの取れかけた重いスーツケースを引きずるようにして使っていたんですね。それを見かねた友人に勧められて、海外でリモワを購入してみたら、その違いにびっくり! それ以来、リモワ派で、今は大小合わせて13個ほどリモワを持っています。
──リモワの好きなところは?
ひとつは軽さです。それから収納力が高くて、大きめのタイヤで移動もスムーズ。私はいつも荷物が多くて、スーツケースを何個も持ち運んでいるので、これは本当にうれしいポイントです。機能性が高い上に、リモワはカラーも可愛いんですよね。新色はすぐ完売するから、発売のニュースがあるとショップに飛んでいきます。だから、私のリモワコレクションはレア度が高め。空港の手荷物受け取りでも取り違えることは、ほとんどありません。いつもたくさんリモワを持ってくので、チームの人からも「リモワってそんなにいいの?」と聞かれるんです。そのたびに「ちょっと持ってみて」と試してもらうと、次に会ったときにはリモワデビューしているんですよ! それで私の周りはみんなリモワ。そんな連鎖が起きています。
──次に狙っているリモワは?
絶対にピンク! 一番好きな色で、ずっと待ち望んでいました。新色登場のニュースを聞いたときはとってもうれしくて。クロスボディバッグも登場したので、サイズ違いで揃えたピンクのスーツケースたちとバッグで移動したら可愛いんじゃない?なんて考えています。
RIMOWA
リモワクライアントサービス
TEL/03-6733-9850
URL/https://www.rimowa.com/
Photos:Kinya Ota Model:Naomi Watanabe Styling:Toshio Takeda Hair&Makeup:Asami Nemoto Nail:Naoko Takano Set Designer:Yuusuke Ishii Managing Editor:Michie Mito Edit & Text:Aika Kiyohara Interview & Text:Miho Matsuda
