
東京・恵比寿の東京都写真美術館の総合開館30周年を記念した「作家の現在 これまでとこれから」展が開催。会期は、2025年10月15日(水)〜2026年1月25日(日)まで。

本展では、国内外で活躍が目覚ましい5名の作家、石内都、志賀理江子(※1)、金村修、藤岡亜弥、川田喜久治の現在とこれまでの作品約100点を紹介。これからの写真・映像表現の可能性を探る。
(※1)志賀理江子(1980年生まれ)が参加する「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子 漂着」展はアーティゾン美術館(東京)で目下開催中。
参考記事:Numero.jp/「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子 漂着」

時代の節目と写真表現に焦点を当て、戦後80年、昭和100年という節目の年に、写真表現を通して何が見えてくるのか。被爆者の遺品を撮影した石内都(1947年生まれ)の「ひろしま」、現在の広島を撮りながら「ヒロシマ」を見つめた藤岡亜弥(1972年生まれ)の「川はゆく」、昭和の終わりの天体現象を一つの題材とした川田喜久治(1933年生まれ)の「ラスト・コスモロジー」、都市の風景をモノクロで撮影し続ける金村修(1964年生まれ)など、それぞれの視点を通して、その問いに迫る。

さらに、会期中には、アーティストトークやギャラリートークなどのイベントも開催。日程、申し込み方法などの詳細は公式サイトをぜひチェックしよう。
国際的に活躍する、世代の異なる5名の作家の作品が一堂に集結するこの機会を、どうぞお見逃しなく。

※掲載情報は10月20日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
「総合開館30周年記念 作家の現在 これまでとこれから」
会期/2025年10月15日(水)~2026年1月25日(日)
会場/東京都写真美術館2階展示室
住所/東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間/10:00〜18:00
※木・金は 20:00 まで、1月2日は18:00 まで
※入館は閉館30分前まで
休館日/月曜、12月29日~1月1日)
※月曜が祝日の場合は開館し、翌平日は休館
料金/一般 ¥700、学生 ¥560、高校生・65 歳以上 ¥350
※中学生以下および障がい者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)無料
※第3水曜は65歳以上無料
※1月2日(金)、3日(土)および21日(水)[開館記念日]は無料
※オンラインで日時指定チケットを購入可能
URL/https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-5200.html
Text : Akiko Kinoshita
