コーチ(Coach)が2025年9月15日(現地時間)、NYファッションウィークにおいて2026年春コレクションを発表した。会場には、エル・ファニングやi-dleのソヨン、グローバルアンバサダーであるチャールズ・メルトン、ストーム・リード、ジェイソン・テイタム、日本からはグローバルアンバサダーのKōki,、タイの人気俳優コーラパット・クッパンらが来場した。
クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースが手がけた今回のコレクションは、アメリカンスタイルを新たに解釈し、洗練されたフィニッシュとフォルムの美しさを追求。現代を生きる世代の自由な自己表現からインスピレーションを受け、ブランドの感性をさらに広げたものとなった。
「スプリング コレクションでは、ニューヨークらしい感覚である“輝き”と“荒々しさ”の絶妙なバランスを意識しました。ここでいう“荒々しさ”とは、街の回復力。毎朝、街が新たに息を吹き返す、その美しさです。たとえば、ビルの壁やガラスが朝の光に照らされて輝き、時間の経過とともに風合いが増していく。そんな都市の生命力を表現しました」(スチュアート・ヴィヴァース)
コレクションでは、スエードやナッパレザーなど丹念に加工されたレザーを使用。柔らかなワックス仕上げ、使い込んだような質感、箔の擦れ加工などで独特の表情を加えた。リサイクルデニムやワークウェア素材のオーバーサイズパンツ、テーラードパンツやスカートと合わせ、都市のリアリティと洗練が交差するスタイルを提案した。
カラーパレットは、ホワイト、ハニーブラウン、タン、フェードブラックを基調に、パステルブルー、イエロー、グリーン、さらにメタリックのアクセントをプラス。アウターにはスエードやナッパ、ワックス加工レザーのモトジャケット、クロップドジャケット、ブルゾン、モールスキン素材のピーコートも登場。リサイクルレザーを用いたブラックのモトジャケットは、ミニマルな金具で仕上げられ、シンプルなフォルムへのこだわりが感じられる。
アメリカの名所をグラフィックで描いたスーベニアTシャツも登場。ニューヨークという街の輝きを、コーチならではのクラフツマンシップ溢れるクリエイティビティで表現したコレクションとなった。
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