週末5日間限定!東京・天王洲エリアで「TENNOZ ART WEEK 2025」開催 | Numero TOKYO
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週末5日間限定!東京・天王洲エリアで「TENNOZ ART WEEK 2025」開催

TENNOZ ART WEEK 2025「Blossoms–fulfilment」展示風景Photo by Asuka Yazawa
TENNOZ ART WEEK 2025「Blossoms–fulfilment」展示風景Photo by Asuka Yazawa

2025年9月11日(木)より、5日間の「TENNOZ ART WEEK 2025」が東京・天王洲で開催となった。寺田倉庫G3-6Fおよび周辺施設の6会場にて、現代アートの「いま」を多角的に発信する試みだ。

寺田倉庫株式会社は、同会期に横浜にて開催される国際アートフェア「Tokyo Gendai」のオフィシャルパートナーとして参画。連携企画として「TENNOZ ART WEEK 2025」が開催となった。
舞台となる天王洲は、ギャラリー、ミュージアム、画材ラボ、保税倉庫などが複合的に集まるエリアで、アートの展示・制作・保存・流通といった多様な機能を支える環境だ。国際的なアートフェアとアートシティが連携することで、アートを通じた文化観光の促進と、日本の現代アート市場のさらなる発展が目論まれている。

寺田倉庫G3-6Fでは、パフォーマティブなインスタレーション作品で国際的に注目を集めるナイル・ケティングが、日本で約10年ぶりとなる大規模な作品を発表。2024年にポルトガル・リスボンで発表された「Blossoms」のシリーズを、天王洲の倉庫空間に合わせて展開する新作だ。

TENNOZ ART WEEK 2025「Blossoms–fulfilment」展示風景Photo by Asuka Yazawa
TENNOZ ART WEEK 2025「Blossoms–fulfilment」展示風景Photo by Asuka Yazawa

またTERRADA ART COMPLEX ⅠおよびⅡでは、入居ギャラリーとパートナーギャラリーによるグループ展を開催。国内外で活躍する作家やギャラリーが集い、現代アートの「いま」を伝える。

WHAT MUSEUMでは、諏訪敦の約3年ぶりの大規模個展「諏訪敦|きみはうつくしい」が開催。新作の静物画や肖像画を含む約80点を展示し、現在に至るまでの制作活動の変遷を紹介する。

WHAT MUSEUM展示風景「諏訪敦|きみはうつくしい」Photo by Keizo KIOKU
WHAT MUSEUM展示風景「諏訪敦|きみはうつくしい」Photo by Keizo KIOKU

そのほかにもグループ展やワークショップなど、計6つのハイライトプログラムが展開される。注目の今週末、ぜひ天王洲エリアへ。

WHAT CAFE展示風景「Seesaws」Photo by Noguchi Hiroshi
WHAT CAFE展示風景「Seesaws」Photo by Noguchi Hiroshi

※掲載情報は9月13日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「TENNOZ ART WEEK2025」
会期/2025年9月11日(木)〜9月15日(月・祝)
会場/寺田倉庫G3-6Fおよび周辺施設
料金/会場、プログラムによって異なる
URL/taw.warehouseofart.org/

Text:Akane Naniwa

 

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