
ディオール(Dior)はメンズフレグランス「ソヴァージュ」の誕生10周年を記念し、新作フィルムを公開。監督を務めたのはフランスの写真家・映像作家ジャン=バティスト・モンディーノ。主演は10年間にわたりブランドの顔を務めてきたジョニー・デップ。荒野を舞台に英雄とピューマが対峙する西部劇的な映像を通して、ソヴァージュの世界観を描き出している。
ソヴァージュは誕生以来、フレッシュでエレガントなメンズフレグランスの代名詞として進化を遂げてきた。その香りが放つ「野生」「力強さ」といったテーマを、今回のフィルムは映像化している。

最新作の舞台は灼熱の太陽が照りつける峡谷。一人の英雄が無敵のピューマと向かい合う。迫りくる野生動物に臆することなく、やがて歩調を合わせるその姿は自然と共鳴しながら生きる力強さを象徴している。映像全体には、1960年代の伝説的な西部劇へのオマージュが込められ、クリント・イーストウッドやスティーブ・マックイーンといった映画界の巨匠たちの作品を想起させる。

撮影は実際の自然公園で行われ、登場するピューマも本物。カメラは焼けつくような大地を背景に、カウボーイに扮したジョニー・デップのまなざしを力強く捉える。このフィルムは長年「ソヴァージュ」フレグランスを体現してきたジョニー・デップの変わらぬ強さと魅力を最大限に引き出した仕上がりになっている。

誕生から10年を経た現在、ソヴァージュは複数の香りを展開。シリーズの原点とも言える「オードゥ トワレ」は、カラブリア産ベルガモットの爽快なシトラスノートが印象的で、フレッシュで現代的な香りを完成させている。一方で「オードゥ パルファン」は日没後の空気を思わせ、バニラ アブソリュートの官能的な余韻が広がる深みのある仕上がり。さらに夜の焚き火をイメージした「パルファン」では、ベルガモットとマンダリンのフレッシュさをベースに力強く濃密な世界観を描き出す。そしてシリーズ最新作となる「オー フォルト」は、壮大な滝をインスピレーションにフランシス・クルジャンが手掛けたアルコールフリーのフレグランス。スパイスやラベンダーの透明感あふれる香りを水に溶け込ませたような軽やかさが特徴で、ムスキーウッドが爽快感と存在感を同時に演出している。
世界で最も売れているフレグランス*「ソヴァージュ」の世界観を映像と香りとともにぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
*NPDの統合パネルによると、ソヴァージュは2024年において、すべてのフレグランス(女性用および男性用)の中で世界売上No.1を記録
パルファン・クリスチャン・ディオール
TEL/03-3239-0618
URL/www.dior.com
Text:Manami Hotta
