ブレイク・ライブリー、ユーチューバーへの法的措置で「嫌がらせ」と非難される | Numero TOKYO
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ブレイク・ライブリー、ユーチューバーへの法的措置で「嫌がらせ」と非難される

©Bang Media International
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女優ブレイク・ライブリーが、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の共演者で監督のジャスティン・バルドーニを性的嫌がらせと報復行為で訴えている中、ユーチューバーのローレン・ナイドイ(LethalLauren904)がライヴリーの法的措置に対し「嫌がらせ」と非難し、保護命令を裁判所に求めた。

Usウィークリーによると、ブレイク側は、ジャスティンによる中傷キャンペーンの証拠を集める目的で、グーグルやX(旧Twitter)に対して複数のコンテンツクリエイターの情報を求める召喚状を送付。ローレンもその対象となったが、自身の銀行情報などが訴訟に関係する理由が不明であると主張し、ブレイクの弁護士に問い合わせたものの、ほとんど返答がなかったという。

召喚状は後に取り下げられたが、再発行可能な状態で残されており、ローレンはこれが「憲法で保護された言論を萎縮させる」目的であり、「安全とプライバシーへの脅威」だと訴えている。ローレンは今後の「濫用的な情報開示要求」に備え、ブレイクによる追加の召喚状発行を禁止する保護命令と制裁措置を求めている。

ブレイク側は、これらの召喚状は「違法行為の告発」ではなく、「連邦裁判所で証拠を収集するための正当な手段」だと説明しているが、複数のクリエイターがプライバシー侵害の懸念を表明しており、著名人による法的圧力とネット上の言論の自由のバランスが問われている。

Photo: Bangshowbiz

 

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