WOWのディレクションで話題! 必ず来る“そのとき”のための防災展 @21_21 DESIGN SIGHT
Art / News

WOWのディレクションで話題! 必ず来る“そのとき”のための防災展 @21_21 DESIGN SIGHT

会場風景(ギャラリー2) 撮影:木奥恵三
会場風景(ギャラリー2) 撮影:木奥恵三

デザインの視点から防災を問い直す展覧会「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」が、ビジュアルデザインスタジオ WOW によるディレクションのもと開催。東京・六本木の東京ミッドタウン内に位置する 21_21 DESIGN SIGHT にて、2025年11月3日(月・祝)まで。

 

小誌も注目する、日本を代表するビジュアルデザインスタジオのWOW。映像制作からUIデザイン、アート作品、インスタレーションなど、幅広い活動を展開してきた彼らがディレクションを手がけた、「防災」をテーマにした展覧会が開幕した。

『防災さんぽ』(会場風景(ロビー)) 撮影:木奥恵三
『防災さんぽ』(会場風景(ロビー)) 撮影:木奥恵三

本展は、そもそも災害とは何かという問いを起点に、災害を可視化するビジュアライゼーションや防災に関するプロダクトなどを通じて、自然災害や、それに向き合う人々の意識、心のあり方を広く見つめ直そうとする試み。また、各地に残る言い伝えや新たな研究を手がかりに、過去から未来へと続く災害との向き合い方についても探っていく。

siro+石川将也『そのとき、そのとき、』(会場風景(ギャラリー1)) 撮影:木奥恵三
siro+石川将也『そのとき、そのとき、』(会場風景(ギャラリー1)) 撮影:木奥恵三

WOW『みんなは、どうする?』(会場風景(ギャラリー2)) 撮影:木奥恵三
WOW『みんなは、どうする?』(会場風景(ギャラリー2)) 撮影:木奥恵三

会場には、「『安全な場所』って、どこ?」「十分な備えって、どのくらい?」といった10の問いが点在し、来場者の回答が映像作品となって展示される。「他者がどのように『そのとき』を捉え、備えようとしているのか。そんな視点も手がかりにしながら、自分自身の問題として捉え直すきっかけを届けたい」(WOWによる本展ステートメントより)。

ぜひお見逃しなく。

※掲載情報は7月17日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–
会期/2024年7月4日(木)〜11月3日(月・祝)
会場/21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
住所/東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
料金/一般 1600円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下 無料
時間/10:00〜19:00
*六本木アートナイト特別開館時間(9月26日(金)、27日(土))は、10:00〜22:00
休館/火曜日(但し、9月23日は開館)
TEL/03-3475-2121
URL/2121designsight.jp/program/bosai/

Text:Manami Abe

 

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2026 N°193

2025.11.28 発売

The New Me

あたらしい私へ

オンライン書店で購入する