注目のスペース「後光」初の外部展示。Waku Fukui × Taito Itateyamaの二人展開催
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注目のスペース「後光」初の外部展示。Waku Fukui × Taito Itateyamaの二人展開催

住所非公開のアーティストランスペース「後光(Gokou)」が、東京・神宮前のTHE PLUGを会場に初の外部展示Waku Fukui × Taito Itateyama 二人展「瞬き(MABATAKI)」を6月18日(水)より5日間開催する。

2024年に若手作家たちが立ち上げたアーティストランスペース「後光(Gokou)」。ギャラリーでありながら住所は非公開とされ、展覧会へのアクセスはInstagramのDMを通じてのみ行われてきた。自分たちの意識の拡張のための場所として、自らの感覚や衝動のままに在ることを許容する、新しく生まれた東京のユースカルチャーの担い手の表現の実験場として注目を集めている。

本展「瞬き(MABATAKI)」は、後光を主宰するWaku Fukuiと、昨年12月に個展を開催したTaito Itateyamaによる初の外部展示だ。表現方法は異なりながらも、現代を生きることでありながら、今を生きることが前景化した形として「光」を扱うという点が共通している。

「在在 (Zaizai)」(Gallery Common、2025)展示風景 撮影:西村祐馬
「在在 (Zaizai)」(Gallery Common、2025)展示風景 撮影:西村祐馬

「在在 (Zaizai)」(Gallery Common、2025)展示風景 撮影:西村祐馬
「在在 (Zaizai)」(Gallery Common、2025)展示風景 撮影:西村祐馬

来場者は煙で満たされた空間の中を巡り、Wakuによるネオンの光の作品と、写真集をめくるという行為から着想を得たTaitoのライトパネル作品を鑑賞。二人の共作による回転式スライド映写機で投影される光の像、Wakuによるネオンの光の彫刻が展示される。

「FACE TO FACE」(後光、2024)展示風景
「FACE TO FACE」(後光、2024)展示風景

「FACE TO FACE」(後光、2024)展示風景
「FACE TO FACE」(後光、2024)展示風景

後光にとって初の外部展示となる本展。整えられたコンセプトや構成に依らない、作家個々の動機や関係性に応じてかたちづくられた実験的な展覧会だ。一瞬の感覚の交差に立ち会いたい。

※掲載情報は6月19日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

Waku Fukui × Taito Itateyama 二人展「瞬き(MABATAKI)」
会期/6月18日(水)〜6月22日(日)
会場/THE PLUG
住所/東京都渋谷区神宮前6-12-9
時間/13:00〜19:00
URL/www.instagram.com/p/DK9HUEhSYCj/?igsh=aGw2amc2cnFyNHFo

Text:Akane Naniwa

 

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