橋本愛、NewJeansミンジも来場。シャネルのイベント「カラー オブ アリュール」がロンドンで開催

3つの部屋が用意された「カラー オブ アリュール」は、五感に訴えるイマーシヴな体験を通して、色とアリュールという、シャネルのメイクアップを象徴する２つのコンセプトを知るというもの。“アリュール”とはその人の個性や魅力のことを指し、それを表現するのが色である、というガブリエル・シャネルが確立した美学を体験できるイベントだ。

一つ目の部屋は、シャネルの歴史に浸ることができるダイナミック レガシー ルーム。印刷物やアーカイブ資料が飾られたこの部屋では、シャネルが築きあげてきた豊かなヘリテージが体感できる。

特徴や個性をまるごと包み込み、嘘偽りのない自分を愛することで生まれる形容しがたい魅力=アリュール。そんなアリュールの重要性、そしてアリュールに命を吹き込む色の力を知っていたガブリエル・シャネルの考え方はメゾンの柱であり、あらゆるビューティ アイテムやキャンペーンの中核となっている。

続いては、次世代を担う若手アーティストのビューティ コミュニティCOMETES COLLECTIVE（コメット コレクティヴ）の素顔に迫る部屋。メンバーであるヴァレンティナ・リー、アミィ・ドラマ、セシル・パラヴィナの3人は、協働しながら自らの作品にアリュールを宿らせ、さまざまな独創的なアイデアを生み出している。

ここでは、それぞれの人生、パーソナリティ、ヴィジョンなど、彼女たちの世界観に浸れるコンテンツを用意。3人が歩んできた旅路、インスピレーションの源、創造のプロセス、人間関係などが垣間見られるドキュメンタリーも上映され、アリュールというコンセプトが彼女たちの仕事にどのように影響を及ぼしているのかがわかる内容になっている。

最後にたどり着くのは、多彩な感覚に満たされる部屋。シャネルにとって、メイクアップは自らの創造力を解放し、高め、感情に命を吹きこむための道具であり、その本質は自分らしくあること。ここでは、自分らしく色をまとうメイクアップ体験を通して、変革をもたらすビューティの力、そして自分らしいさまざまな表情を描きだすメイクアップの可能性を感じることができる。

美しさは一人ひとりの個性から生まれ、ユニークな特徴や、さまざまな要素が絡みあうパーソナリティに宿ると心から信じていたカブリエル・シャネル。彼女はこんな言葉も遺している。
——「かけがえのない存在であるには、人と違っていなければならない」

個性を輝かせるシャネルの色を自由にまとって、自らのアリュールを表現してみて。