田中杏子の私的ビューティ考 Vol.44 保湿クリーム
小誌編集長・田中杏子の視点からコスメをお試しする美容連載。今月のテーマは、乾燥の冬に向けて備えたい頼れる「保湿クリーム」をご紹介。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年1・2月合併号掲載)
Chanel|シャネル
「プッシュ式で使い勝手もいいクリームは、オイル入りでテクスチャーもこっくり。肌にハリが出る感じです」。濃密なオイル成分やシワにアプローチするアルファルファ濃縮エキスを配合し、潤わせながらふっくらとした肌に。
Albion|アルビオン
「肌の上で柔らかく広がるテクスチャーと、ハーブの優しい香りに癒されます」。植物中心の配合で、乾燥トラブルのある肌も潤す濃密クリーム。ローズマリーやバジル、タイムなどのハーブをブレンドした香りに肌も心もリラックスできる。
Embryolisse|アンブリオリス
「包まれるような保湿力で全身に使えます」。1950年代にパリで誕生以来、優しくパワフルな保湿クリームとして世界で愛されるアンブリオリス。赤ちゃんから使える敏感肌向けが今秋リニューアル。
Sofina iP|ソフィーナ iP
「寝ている間のゴールデンタイムに着目した夜用クリーム」。睡眠中に角層細胞まで浸透して、翌朝にはもちもち肌に。べたつかず肌を包み込むテクスチャーでストレスフリー。
Covermark|カバーマーク
「肌あたりがなめらかなのに、しっかり潤って引き締まるような感覚」。“塗るコルセットクリーム”の異名をとるセルアドバンストの5代目。ダメージ要因が多い冬の季節も、細胞から生まれ変わったような健やか肌をキープ。
Takako Style|タカコ スタイル
「乾燥がひどいときのSOSクリームとしても」。松倉クリニック代官山の貴子院長監修。グリチルリチン、ヨクイニン、アズレンなど抗炎症成分を豊富に配合し、赤みやかさつきがあるほどの乾燥肌も沈静&活性してケア。
Photos : John Chan Edit : Naho Sasaki