ポーラ B.A ×フラワーアーティスト東信 花々で町を包む、AGEBILITY PROJECT
ポーラが提唱する「重ねた年齢(経験)が未来の可能性を広げる」というAGEBILITYのメッセージを花と共に届けるAGEBILITY PROJECT(エイジビリティ・プロジェクト)。2023年の第一弾に続く、第二弾として2024年9月に青森県弘前市内の5か所と10月に同市のポーラショップにて、Numero TOKYOでもフラワーアートの連載を手がけるフラワーアーティスト東信氏による参加型インスタレーションイベントを展開した。
第一弾では、その土地の歴史とそこに暮らす人々の人生を運びつづける福井県えちぜん鉄道と島根県一畑電車という2つのローカル列車と、町に根付き人々の生活に寄り添ってきた兵庫県と愛知県のポーラショップ2店舗の合計4カ所にて開催。
ローカル線の福井駅と出雲大社駅と各店舗では、未来への可能性を届けたいという想いを込めて、東がフラワーインスタレーションを制作。
また、ローカル列車の路線には期間限定で、AGEBILITYのメッセージや花々のビジュアルで包んだ「AGEBILITY トレイン」が運行し日常の風景に彩りを添えた。
今年10月に終了した第二弾の舞台は、歴史・文化・自然など多様な魅力が重層的に残されている青森県弘前市。
「今日に、タイトルを」をテーマに、一週間のはじまりである月曜日に弘前れんが倉庫美術館など青森県弘前市内のどこかに突如、花屋が出現。毎日の意味を改めて考える体験として、自身の一週間の中で起きた出来事や想いを、その日のタイトルとしてカードに描いてもらい、参加者に新しい一週間のはじまりの日を彩るブーケをプレゼントするというもの。
また、弘前で長年にわたり町の人々の生活に寄り添ってきたポーラショップにて、東信によるフラワーインスタレーションを展開し、使用した花々を来場したお客様に配布した。
花を通じて、今日を見つめ直し、一日一日の大切さに気づくきっかけを届ける。ポーラはこうした活動によって、 毎日の積み重ねが人生の可能性につながっていくというメッセージを発信してきた。それは、芽吹き、つぼみから花を咲かせ、朽ちるまで、力強い花の一生のどの瞬間を切り取っても美しい、花の命と向き合い、生けるという東信の創作活動の根幹にも通じる。
年齢(AGE)と可能性・能力(BILITY)を組み合わせた「AGEBILITY」をブランドコンセプトに、ポーラ「B.A」はエイジングに対するネガティブな意識を、年齢を重ねること=人生の可能性を広げていくという意識へと転換したいという想いを込める。AGEBILITY PROJECTという体験を提供することで、重ねてきた時間を大切に、さらに未来へと挑戦するきっかけを地域社会と共に作っていく。
ポーラと東信のコラボレーションは、次はどの町を花で彩るのだろう。
POLA
ポーラお客さま相談室(フリーダイヤル)
TEL/0120-117111
URL/https://www.pola.co.jp/special/p/ba/agebility/
Text:Masumi Sasaki