玉森裕太や綾野剛らが来場。「Cartier」の“トリニティ”誕生100周年を記念したセレブレーションパーティをレポート!
カルティエ(Cartier)は、メゾンを代表するジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念したポップアップを表参道にて開催中。同ポップアップに先駆けて開催された国立競技場でのセレブレーションパーティには、玉森裕太や綾野剛、中条あやみ、井川遥など、豪華セレブリティが来場。それぞれ思い思いの「トリニティ」スタイルを披露し、盛大なパーティに花を添えた。
パーティの舞台となった国立競技場は、その前進となる明治神宮外苑競技場が100年前(大正13年)に設立されたとあって「トリニティ」と同じく、長い歴史の堆積を知れる場所。真っ赤にライトアップされた会場には、「トリニティ」が誕生した1924年から現在に至るまでの時代の移り変わりと「トリニティ」の普遍性を称えたヒストリーパネルが並び、数多くのゲストを出迎えた。観客席上部のコンコースには、本格的なお寿司からスイーツまで多種多様なケータリングを用意。1950年代のアメリカングラフィティ的な世界観を想起させるメロンソーダテイストのカクテルや2000年代初頭にヒットしたマカロンなど、それぞれの時代を象徴するフード&ドリンクのおもてなしに、フランスの名門ブランドらしい小粋なエスプリが見て取れる。
会場内に設けたラジオブースでは、クリス・ペプラーがオリジナルプログラムを生放送するなど、随所に趣向を凝らした演出が。映画監督の寒竹ゆりが「トリニティ」を題材に制作した森七菜主演のショートフィルム「A Tiny Story for TRINITY LES POCHES」もこの日、初公開された。
パーティのメインとなったのが、豪華アーティストによるライブパフォーマンスだ。全3組のアーティストが出演したが、「トリニティ」の価値観である愛や普遍性、絆を体現すべく、この日のためだけに今までにないトリオ編成でのパフォーマンスに臨んだ。オープニングでは、坂本美雨× 森山直太朗×原 摩利彦が登場。坂本美雨は、2023年に急逝した父・坂本龍一との思い出を語りかけた後に彼女のために制作された、坂本龍一featuring Sister M『The Other Side of Love』を披露。続いて、アコースティックギターを手にした森山直太朗は、原 摩利彦のピアノ演奏をバックに「生きてることが辛いなら」を含む2曲を歌い上げた。
コンコース一番奥にあるステージに現れたのはAwich。2台のターンテーブルを操るDJ U-LEEとドラムのSatoshi Hironakaという3ピース編成でのライブパフォーマンスを行なった。AwichはMCで「トリニティ」が歩んできた100年の歴史と1970年代に登場したHIPHOPの50年弱の歴史を重ね合わせる。そして、その歴史を形作った偉大なる先達としてウータン・クランの名を挙げ、同グループのリーダーであるRZAがプロデュースした2025年発表予定の新曲を披露。立錐の余地もないほど満員のオーディエンスにその圧倒的な存在感を印象付けた。
興奮も冷めぬまま、舞台を表参道交差点に移してパーティの翌日からスタートしたのが、”TRINITY 100” ポップアップだ。100 年間の創造的進化を追体験できるウォールディスプレイや、「トリニティ」人気の火付け役となった詩人・ジャン・コクトーのオリジナルムービーに加え、先述した常田大希×常田俊太郎×宮川純のライブ映像も鑑賞できる。
会期終了は11月17日(日)。なお、ポップアップの入場にはカスタマー登録が必要となっているので、事前登録をお忘れなく。「トリニティ」が紡いできた歴史とその創造性に触れてみてはいかがだろう。
“TRINITY 100” ポップアップ
期間/2024年10月31日(木)〜11月17日(日)
営業時間/平日 12:00〜19:00 、土日祝 11:00〜19:00(最終入場 18:30) 入場無料
場所/表参道交差点(東京都港区南青山 5-1-1)
スペシャルサイト/cartier-trinity100pop-up.jp/ *モバイル版のみ
TEL/0120-1847-00
Photos: ©Cartier Text: Tetsuya Sato