志尊淳、永山瑛太ら来場。グッチ100年の歴史を堪能する旅へ。「Gucci Cosmos」が京都市京セラ美術館にて開催！

本展では、100年以上にわたり継承されてきたグッチのコードとスピリットがどのようにデザインに生かされてきたか、そして時代を象徴するアイテムがもたらしてきたインスピレーションを追求していく。日本上陸60周年という節目の年である今年、ブランド創設の地フィレンツェとその姉妹都市である京都との絆をたたえ、両者が共有する豊かな文化的価値や芸術的価値にも光を当てている。

全6つの展示室で構成された「Gucci Cosmos」は、グッチが100年の歴史をたどる「Time Maze」の部屋から始まり、「Zoetrope」「Echoes」「Leisure Legacy」「Bamboo」「Red Threads」と膨大なアーカイブへの探究の旅へと誘う。

Time Maze　時の迷宮

館内に入り、グッチの歴史を辿る旅は万華鏡のようなゲートを潜るところから始まる。その先に広がるのは最初の展示ルーム「Time Maze」だ。引き出しや棚、展示ケース、ボックスにはこれまでの貴重なコレクションが並び、来場者はグッチの過去、現在、未来をそれぞれの視点で感じ取ることができる。

Zoetrope　乗馬の世界

ガラッと空気が変わり、薄暗い円形の空間に入ると、周囲を取り囲むように疾走する馬が大型スクリーンに映し出される。蹄の音や馬たちの鼓動のリズムに乗せ、乗馬にまつわる言葉を朗読する声が響き渡るダイナミックな空間だ。乗馬の世界とグッチの歴史とのつながりの深さをイメージしている。

Echoes　クリエイティビティの系譜

ランウェイを歩くモデルのように、1970年代から現在までのグッチのコレクションをまとったマネキンたちが展示された圧巻の「Echoes」。シーズンごとではなく、カラーやインスピレーションによって並べられており、時を超えた新たなつながりが生み出される空間に。

Leisure Legacy　ライフスタイル賛歌

スポーツ、レジャーアイテムなどのアーカイブが並ぶこの空間では、ライフスタイルとファッションのつながりをリードしてきたグッチの揺るぎない情熱を感じることができる。さらに、これらのアイテムとともに京都市京セラ美術館のコレクションから選ばれた日本における余暇や屋外での楽しみにちなんだ作品が展示されている。

Bamboo　バンブーの世界

グッチを代表するクリエイションのひとつ「グッチ バンブー 1947」。美しいレザーやキャンバス、ラフィアなど多様なマテリアルで仕立てられ独特のプリントやパターンをまとった「グッチ バンブー 1947」バッグを一挙に見ることができる。

さらに、グッチの日本上陸60周年を記念して行われたコラボレーションプロジェクト「Bamboo 1947: Then and Now」の一環として、ヴィンテージの「グッチ バンブー 1947」バッグを日本の伝統工芸作家とコンテンポラリーアーティストが再生した作品の一部が展示されている。日本の伝統工芸とグッチのアイコンバッグの対話から生まれた、仙台平、伊勢型紙を用いた甲州印伝、西陣織のHOSOOとのコラボレーションによる作品も。

Red Threads　グッチの絆

日本の「赤い糸」の伝承にインスピレーションを得て、鮮やかなレッドで彩られた空間で本展は幕を閉じる。グッチの伝統を創り出してきた数々のエレメントの結びつきを感じることができるだろう。

グッチが歩んできた100年、そして日本上陸60周年の強く美しい奇跡を全身で感じることのできるこの機会に、ぜひ京都へ訪れてみては。本展の開催に合わせて、グッチ青山（東京）と心斎橋大丸 グッチショップでは、本展の1番目の展示室でGucci Cosmosへの旅の入口となる「Time Maze」の空間をVRで体験できるスペシャルコーナーを展開中。合わせてチェックして！

GUCCI COSMOS
AN EXPLORATION OF HERITAGE
グッチ日本上陸60周年記念展
場所／京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階、新館 東山キューブ
住所／京都市左京区岡崎円勝寺町124
会期／2024年10月1日（火）〜12月1日（日）※月曜日休館（祝･休日の場合は開館）
開館時間／10:00〜18:00（最終入場は17:00 まで）
公式サイト

GUCCI COSMOS 期間限定ポップアップ
期間／2024年10月1日（火）〜12月1日（日）
会場／グッチ青山　
　　　東京都港区北青山3-6-7 パラシオタワー
　　　心斎橋大丸グッチショップ
　　　大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 心斎橋パルコ1F/2F
時間／10：00〜20：00