この秋、都内複数会場にてライゾマティクスが新作を発表 | Numero TOKYO
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この秋、都内複数会場にてライゾマティクスが新作を発表

真鍋大度・石橋素が主宰するクリエイティブコレクティブ、ライゾマティクス。東京・表参道のOMOTESANDO CROSSING PARKにて、展覧会「recursive」が開催中だ。

技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発要素の強い実験的なプロジェクトを中心に活動を展開する、ライゾマティクス。ビョーク、Perfume、ELEVENPLAYなど世界的に活躍するアーティストと数多くのコラボレーションを手掛け、メディアテクノロジーと身体性の関係を実践的に探求している。近年では東京都現代美術館やDesign Society(中国・深圳)で個展を開催し、大きな話題を呼んだ。

本展ではキュレーターに金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子を迎え、「AIの再帰的な自己学習と創造性の進化」をテーマに、会場の屋外と屋内両方のスペースを活かした映像作品等を公開。現在、現代アートギャラリー・KOTARO NUKAGA(東京・天王洲)でも個展を開催しており、本展はその発展の一つと言えるだろう。

(参考)ライゾマティクスの大規模個展、テーマは「AIと生成芸術」@KOTARO NUKAGA(天王洲)

鑑賞者の存在が、AIの創造性にどのような影響を与えるのか。ライゾマティクスが切り拓く、AIと人間の共創による新しい芸術体験に出会える本展。ぜひ体感してみて。

※掲載情報は9月27日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「recursive」
会期/2024年9月14日(土)〜10月3日(木)
会場/OMOTESANDO CROSSING PARK
住所/東京都港区南青山5丁目1-1
料金/無料
時間/10:00〜20:00
URL/rhizomatiks.com/news/2024/09/10/recursive-omotesando/

Text:Akane Naniwa

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