年初の新春浅草歌舞伎では、最年長者として初めて公演を行うなど、歌舞伎俳優として今、乗りに乗っている尾上松也。1月には30歳を迎え、注目を集める彼が、2月27日発売のヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)2015年4月号に登場。昨年末の紅白歌合戦では審査員席で隣同士だったという、蜷川実花による不定期連載ページに登場し、彼女とのセッションに挑んだ。
「子どもの頃から、稽古自体はあまり好きではなかったけれど、本番が始まって舞台に立つと、もうめちゃめちゃ楽しかったんです」。その言葉からは、彼が根っからの“役者”であることを確信させられる。最近は大役を勤めることが増えたが、演じるほどに歌舞伎のすごさ、そして難しさを実感しているのだそう。「歌舞伎以外の色々なジャンルのお仕事をさせていただくことでも、それをより一層感じることがあります」と話すように、さまざまな経験から得たものを柔軟に吸収する姿勢も、現在の活躍につながっているようだ。
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話題のオトコ、尾上松也が蜷川実花とのセッションで魅せた男の色気
歌舞伎では、艶のある演技に定評がある彼。今回撮影されたビジュアルも、ベッドに横たわったり、夜景をバックに物憂げな視線を投げかけてくるショットなど、思わずドキリとさせられるものばかり。男の色気について尋ねると、「色気がありたいとは思います。異性関係にとどまらず、人柄や生き様はどう繕おうと舞台に出ますから」だそう。そのほかインタビューでは、気になる好みの女性像や恋愛スタイル、そして歌舞伎役者としての覚悟やビジョンについても赤裸々と語られている。気の置けない仲だからこそ話せる、蜷川実花とのちょっときわどい撮影裏トークも必読。大人のオトコ、尾上松也からますます目が離せない。