ギャラリーの存在意義を問い直すイベント「gallery’s eye ‐選ぶ力‐」が開催 | Numero TOKYO
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ギャラリーの存在意義を問い直すイベント「gallery’s eye ‐選ぶ力‐」が開催

アーチストの村上隆が運営するカイカイキキギャラリーで、工芸やアートを扱う10 軒のギャラリーによるイベント「gallery’s eye ‐選ぶ力‐」が開催。各ギャラリーが推薦する作家の作品が一堂に会し、展示販売される。
 
00年代に入ってから、工芸やアートと一般の生活者の距離は格段に近くなった。こうした状況は喜ばしい反面、ものづくりが軽やかになり過ぎることで、本来、工芸やアートが培ってきた創造性や技術を貧弱する危険性もはらんでいる。「gallery’s eye ‐選ぶ力‐」という言葉には、ギャラリーの選択眼の大切さが込められており、昨今のオープン化したマーケットの状況に対して、あらためてギャラリーの役割を問うメッセージも含まれているそう。ぜひ足を運んで、ギャラリーの楽しさを再発見してみて!
 
gallery’s eye -選ぶ力-
開催日時/2 月14日(土)、15 日(日)11:00〜19:00
開催場所/カイカイキキギャラリー(東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1F)
information/gallery’s eye 事務局
HP/gallery-eye.com

 
Text:Keisuke Kagiwada

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