「日本でデビューして良かった」世界に羽ばたく&TEAM、1stシングルショーケースをレポート!
今年、1月から3月にかけて開催された初のコンサートツアーを成功させ、国内だけでなく海外でも活躍を見せるグローバルグループ「&TEAM」が、1stシングル『五月雨(Samidare)』をリリース! 2024年5月7日(火)、タイトルの『五月雨(Samidare)』を祝したかのような雨天の中豊洲PITで行われた、ショーケースをレポート。
LUNÉ(&TEAMのファンネーム)が見守る中、『Scar to Scar』のパフォーマンスで幕を開け、&TEAMの強みであるシンクロダンス、力強い歌声で会場を盛り上げた。グローバルグループにふさわしく、日本語・韓国語・中国語・英語の4か国語で挨拶後、各メンバーの自己紹介がスタート。
EJ「みなさん、こんにちは! あったかい気分が大好きなあったかいみんなのリーダー、EJです!」
FUMA「こんにちは。LUNÉのみなさんも、メンバーも、世界も守る&TEAMのヒーロー、FUMAです!」
K「かっこいい、可愛い、キングのKです!」
NICHOLAS「ニコニコ NICHOLASです」
YUMA「ハッピーエネルギー全開、美肌マルチプレーヤー、YUMAです!」
JO「お米のおかげでエナジー全開、JOです!」
HARUA「みなさんこんにちは、几帳面な裏のお兄ちゃんHARUAです」
TAKI「笑うことも笑わせることも笑われることも大好きな&TEAMのムードメーカー、TAKIです! よろしくお願いします!」
MAKI「&TEAMの大型わんこ、MAKIです!」
MCより、「緊張してる?」と聞かれ、「今回はメディア向けなので大人な感じで行こう」と作戦会議をしていたとKから裏エピソードが。
そして早速話題は1stシングル『五月雨(Samidare)』に。リーダーであるEJより今回の作品の紹介がされた。
EJ「今回の作品は、僕たちが今までやってきた1st Howlingシリーズで仲間に出会った少年たちの続きのような作品になっています。春夏秋冬を通じて、結束していく&TEAMの新しい物語がこの1stシングル『五月雨(Samidare)』から始まります。これからは、お互いの違いに気づいて、葛藤しながらも同じ方向を向いて進んでいく、そういった強い絆を3つの新曲で表現しているシングルになっています」
スラスラと全て日本語で紹介し、メンバーやLUNÉからも歓声が上がり、EJは今回「春夏秋冬」という日本語を学びました!と嬉しそうに微笑んだ。
YUMA「僕たちもオーディションで出会って一緒にスタートラインに立ったんですが、一緒に暮らす中で自分とメンバーの違う部分が見えてきたりするじゃないですか。それでも同じ目標に向かって進んでいくことと、多少ぶつかることがあってもお互いに受け入れる情景が今回の『五月雨(Samidare)』と情景と同じように感じて、この説明を受けた時に感動しました」
──今回のコンセプトについてはどう思いましたか?
FUMA「&TEAMがデビューして、1年間で作り上げた1st Howlingシリーズを終えて、『五月雨(Samidare)』には僕たち&TEAMが変わりたい、変わらなきゃという強い意志が込められていると思います。今までもチームワークが強みでしたが、今回ツアーも終えたことによって、さらに成長した新しいチームらしさというのを感じられるんじゃないかなと思います。今回の『五月雨(Samidare)』では、&TEAMの成長を感じてもらえたらなと思います」
「みなさん一人一人の表情からも、成熟を感じられますね」というMCからの言葉に隣の席に座っていたKとHARUAが戯れあうワンシーンも。
──皆さんの新しい姿を見れそうだなと思いますが、いかがですか?
NICHOLAS「今回の作品は、僕たち9人ひとりひとりの表情や感情がミックスし、表現しています。僕たちの新しい姿を早くLUNÉの皆さんにお見せしたいと思います」
──今回の1stシングルは3曲収録されていますが、それぞれの楽曲のポイントを教えてください。
TAKI「先ほど披露した『Scar to Scar』は、&TEAMらしいロックナンバーになっていて、葛藤を経てそれでも強くなりたいという気持ちを表現した楽曲になっています。強さがありつつ、儚さもあるので、その辺りも注目して聴いてもらえたら嬉しいです」
──この曲を聴いた時、どんなことを感じましたか?
JO「実際、ツアーを回らせていただいた時、こういったかっこいい曲をやるとすごく楽しくて、今回も初めて聴いた時、パフォーマンスがすごく楽しみだなと先に思い浮かべました。今回はシンクロダンスからもエネルギーを感じてほしいのですが、それぞれの個性がより生かされているので、そこにも注目してほしいです」
──タイトル曲『五月雨(Samidare)』について、注目のポイントを教えてください。
HARUA「『五月雨(Samidare)』は、同じだと思っていた君と僕のすれ違いや変化に気づいた少年の葛藤だったり、五月雨に打たれながらも君と一緒にいたいんだという、そんな強い絆が表現された曲となっています。切なさや儚さもあったり、聴く方によって受け取り方が違うんじゃないかな?と思うので、皆さんそれぞれの楽しみ方を見つけてくださったら嬉しいです」
──今回もKさんが振り付けに参加したそうですね。パフォーマンスのポイントを教えてください。
K「今までエネルギッシュな振り付けが多かったのですが、その中でも『五月雨(Samidare)』は儚さや繊細な表現に注目してもらえると嬉しいです。今回振り付けに参加したのは一部なのですが、傘ダンスという傘を持って少年たちが水たまりに入り込むような動作や雨の中みんなで遊んでいるような様子を表現してみました。真似しやすいので、ぜひ真似してみてください!」
──『君にカエル(Maybe)』は、どんな曲ですか?
MAKI「季節がずれていくにつれ、君とずっと一緒にいたいのに心が少しずつ離れていって、蛙化現象になってほしくない、自分のかっこいい姿を見せていたいというもどかしさを表現したミドルバラードになっています。ね、Kさん」
K「そうなんです、僕の大好きなパートがあって、YUMAのサビの裏声の部分がすごくお気に入りです」
YUMA「ありがとうございます。僕も歌っているそのパートが大好きで、LUNÉの皆さんを思いながら歌っています。褒めてもらえるのがすごく嬉しいです」
──歌詞にも注目してほしいですよね。
EJ「この曲の歌詞が本当に綺麗で、素敵で、僕も初めてみた時にこんな美しい表現があるんだと思いながら見た記憶があるのですが、この歌詞がみなさんにちゃんと伝わるように、レコーディングするときも一文字一文字丁寧にレコーディングしましたし、特に僕はサビの『いつでも君に帰るから』という歌詞が好きで、ぜひLUNÉの皆さんにもたくさん聴いてほしいです」
──Kさんはこの曲をとっても気に入ってるそうですね。
K「この曲を聴いた時に思ったのが、すごく想像力が掻き立てられるというか、歌詞がすごく美しくて、この美しい日本語の歌詞をグローバルグループとして世界の皆さんに聴いてほしいなと思ったのと、この曲を聴きながら日本でデビューして良かったなと思いました」
──コンセプトフォトの注目ポイントについても教えてください。
JO「今回は、春の美しさと少年の葛藤を表現したフォトになっているんですが、特にユニットカットで同じ電車に乗っているHARUAとMAKIがそれぞれ違う方向を向いている写真が、一緒に過ごす中で行き先がわからなくなったりするけど、最終的には向かっている方向は同じだということを表現しているので、注目してほしいです」
──8日の0時に公開されるミュージックビデオについても教えてください。
HARUA「スポっぽくなってしまうんですが、大雨の中みんなで喧嘩したシーンがあるじゃないですか。そこが本当にひとりひとりのキャラクター、そのぶつかり合いが大雨の中美しく表現されているので注目してほしいです」
YUMA「このキャラクターに、1週間前くらいから入り込んじゃったメンバーがいるんですよ。まさしくTAKIなんですが……」
TAKI「喧嘩して怒るシーンがあるよ、と言われていたんですが、日々の練習の時にもブチギレる練習をしてたんですが、結果本番では怒らなかったんです(笑)」
K「実際の撮影では、ボールを1人で落とすという一人芝居で、その練習が生かしきれてなかったです」
TAKI「怒れないんですよね」
FUMA「僕も1週間練習していたことがあって……ミュージックビデオに出るかわからないですが、ひたすら殴られる練習をしていたんです。もし殴られていたら注目してください!」
JO「練習で言ったら、今回とあるスポーツを一緒にやったんですが、仮面をかぶってその奥から見える強い目つきに、闘争心を感じてもらえたら嬉しいです」
K「教室でダンスシーンも撮ったんですが、まさにこの五月雨にちなんだ桜の花びらが本当に美しいのでぜひ注目してほしいです」
──今年3月に開催されたツアーファイナルで「日本でナンバーワンのグループになる!」と目標を掲げられていたことが印象的でした。では、具体的にどのような目標を掲げているのか教えてください。
MAKI「やっぱりアリーナやドームなどたくさんの大きい会場でLUNÉの皆さんにお会いしたいなと思います。いつかドームツアーやワールドツアーもやってみたいです! 音楽もたくさんの方に届けたいので、ミリオンセラーも僕たちの大きな目標の一つなんじゃないかなと思います。たくさん届けます!」
──いつも仲良しな&TEAMの皆さんですが、同じ目標に向かって、時にはぶつかることもあったということで、何かエピソードがあれば教えてください。
TAKI「本当に仲がいいので、大喧嘩などはしたことないんですが、僕とNICHOLASが、ものを落としたか落としてないかという他愛もないことで3日間口を聞かなかったこともあります」
NICHOLAS「一方的に無視されました」
TAKI「違うでしょ!?」
K「そのエピソード、正直?」
TAKI「正直です!」
K「最近僕たち、『本当?』のことを『正直?』っていうのが流行ってるんです」
FUMA「仲が良いと言ってくださったのですが、リーダーであるEJがメンバーみんなを集めてコミュニケーションを取る場を作ってくれるので、&TEAMの仲が良い理由はそこにあるんじゃないかなと思います」
──今回の作品では「春」が表現されていますが、今年、&TEAMの夏はどんな夏になりそうですか?
HARUA「今年の夏も、新しい&TEAMの姿をいっぱい見せられる機会があるんじゃないかなと思っているんですが、個人的には夏は爽やかさだったり青春を感じられる曲が多いなと思っているので、LUNÉの皆さんと青春を感じられるような夏を過ごしたいなと思っています」
──最後の挨拶と、これからの活動にかける意気込みを教えてください。
TAKI
「今日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます。僕たちは、尊敬されるアーティストというより、身近に感じられるようなアーティストになりたいと思っていて、本作では自分のありのままをの姿を見せられるように頑張っていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします!
NICHOLAS
「僕たちの初めてのシングル、たくさんの良い曲が入っていて、美しい歌詞もたくさん入っているので、皆さんも注目してほしいです!」中国語でもコメント。
MAKI
「皆さん今日来てくださって本当にありがとうございます。今回の作品では、歌でもダンスでもパートや歌詞でそれぞれどういうことをイメージしているのか表現したいのかをうまく皆さんに歌とダンスを通して伝えられたら良いなと思います。皆さんとても楽しみにしてくださっていると思うので、その期待に応えられるように一生懸命頑張っていきます!」英語でもコメント。
K
「今回の作品は僕たちのありのままの姿が表現されたものになっています。なので、歌詞に嘘がないですし、今の僕たちが表現するからこそすごく意味のある作品じゃないかなと思っています。新しい&TEAMの姿、期待してください!これからもよろしくね」
HARUA
「今回の作品はすごくメッセージ性が強い曲が多いと思うので、曲ごとのメッセージをちゃんと伝えたいなと思っていますし、歌詞を伝える努力をたくさんしました。その表現力に期待してほしいですし、色々な姿を見せられるよう努力します! LUNÉの皆さん、愛してます」
JO
「今回の作品は細かい表情や指先まで繊細にこだわって準備しました。&TEAMの良さであるシンクロダンスからたくさんエナジーを感じてもらえるよう、僕たちも頑張ります! ありがとうございました」
YUMA
「この1stシングルを通して、今年の春は&TEAMだったよねと言っていただくことが目標です。LUNÉの皆さんに、2024年の春を&TEAMと過ごして良かったなと思ってもらえるように頑張ります! 今日は雨が降っているので気をつけて帰ってください」
EJ
「皆さん、今回の作品は、みなさんが共感できるような曲とパフォーマンスになっていますので今年の春も僕たち&TEAMと一緒に過ごしましょうね! そしてこれからも春夏秋冬を通してたくさんの思い出を作っていきましょうね」韓国語でもコメント
FUMA
「今回の活動を通して、僕たち&TEAMの変化と成長を皆さんに感じてもらえたらと思います。そして、個人的には今まで&TEAMというグループについていくことで精一杯だった自分から抜け出して、もっともっと自分を発信できるような活動にしたいと思っています。改めて、1stシングルのショーケースにお越しいただき、本当にありがとうございます!」
そして、メンバーからの挨拶を終えて、&TEAMから夏にアリーナツアー開催という重大発表が! 会場の盛り上がりは最高潮に。
MAKI「僕さっき言ったばっかりですよね!? こんなに大きな夢だった一つが実現できることができて本当に嬉しいですし、皆さん期待してくださると思うので、一生懸命準備していきたいと思います!」
YUMA「ホールツアーを終えてアリーナツアーができると聞いたとき、やっぱりもっと成長した姿をお見せしたいなと思いましたし、LUNÉの皆さんとツアーを通して長い期間お会いできるのが本当に楽しみです」
会場からも歓声が止まない中、『君にカエル(Maybe)』を披露。椅子に座ったパフォーマンスでは、これまでのコメントにもあったように一つ一つの歌詞に思いを込めて歌う姿が印象的であった。
そして、『五月雨(Samidare)』へのパフォーマンスへの準備中、それまで座って鑑賞していたがMC主導で会場の多数決を行い、最後は立って彼らの舞台を応援しよう!と一致団結。これからの活動への強い野望を感じるステージで幕を閉じた。
「日本でナンバーワンのグループになる!」という目標に向かい、着々と実績を積み続ける&TEAMの活躍から、ますます目が離せない!
Text:Saki Tanaka