ソフィア・ブッシュ、クィアであることをカミングアウト | Numero TOKYO
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ソフィア・ブッシュ、クィアであることをカミングアウト

©Bang Media International
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ソフィア・ブッシュが、性的マイノリティ、クィアであるとカミングアウトした。米NBCの犯罪捜査ドラマ『シカゴ P.D.』で知られるソフィアはグラマー誌にエッセイを寄稿し、引退したサッカー選手のアシュリン・ハリスと現在交際していることを認めたかたちだ。

俳優のチャド・マイケル・マーレイや実業家のグラント・ヒューズと結婚していたソフィアは、「2024年にカミングアウトしなければならないという考えがちょっと嫌」と前置きするとこう続けた。「でも、LGBTQIAコミュニティへの攻撃が現代史上最も激しい年に私たちがこの話をしていることを深く認識している。2023年には州議会で500以上の反LGBTQIA法案が提案された。だから、私はカミングアウトという行為にふさわしい敬意と名誉をもって発表したい」

「私はずっと味方であるクィア・コミュニティーの中で、多大なる安全、尊敬、愛を経験してきた。自分のセクシュアリティがスペクトラム上に存在することはずっと知っていたと思う。今、それを最もよく定義する言葉は、クィアだと思う。実際、私はそれを笑顔なしで言うことはできない。それはとても素晴らしいことだと思っている」

またソフィアはクィアであることを認めた後、安堵感を感じたと明かす。「勇気を出して、『私は幸せじゃない』って言うのはとても怖いことだわ。特にパートナーがいる場合はまずそれを言わなければならない。でも、それをすれば幸せになるチャンスが得られる。自分の喜びを見つけるためにね。このような状況の中、私は昨年の夏に41歳になった。そして、親友に言葉が口をついて出たの。『これが私の最初の誕生日のような気がする』と。この年がまさに私の最初の誕生日だった」

Photo: Bangshowbiz

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