世界の映画賞を総なめにした話題作『理想郷』 特別試写会に5組10名様をご招待
「理想だと思ったその土地は地獄でした」──そんな強烈なキャッチコピーを冠した映画『理想郷』が2023年11月3日(金)に公開される。東京国際映画祭をはじめ、世界各国の映画祭で絶賛された本作の特別試写会に読者5組10名様をご招待。
スペインを震撼させた実際の事件が題材
見事な演出が光る2部構成
フランス人夫婦のアントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ)とオルガ(マリナ・フォイス)は、都会を離れて田舎で過ごすスローライフに夢を抱き、スペインの星空が美しい緑豊かな山岳地帯ガリシア地方の小さな村に移住する。
しかし、地元で生まれ育った村人たちは慢性的な貧困問題を抱えており、お世辞にも穏やかとは言えない暮らしを送っている。隣人の兄弟であるシャン(ルイス・サエラ)とロレンソ(ディエゴ・アニード)は、新参者であるフランス人夫婦をあからさまに歓迎しておらず、嫌がらせをするように。
そんな中、村にとっては金銭的利益となる風力発電所のプロジェクトをめぐって、村人と夫婦の意見が対立。両者の敵対関係は激化していき、待ち受けていたのは……。
主人公夫婦の夫アントワーヌが主となる第1部と、妻オルガが主の第2部からなる2部構成となる本作。
物語は、1997年にスペインの小さな村サントアラに移住したオランダ人夫婦に起こった実話に基づいている。2010年に事件が発覚し、2018年に裁判が終わるまでの8年間、地元メディアで大きく報道され、スペイン全土に激震が走った。
メガホンを取ったのは、前作『おもかげ』(19)がヴェネチア国際映画祭で高く評価された、スペインの新鋭ロドリゴ・ソロゴイェン監督。主人公のひとり、夫アントワーヌを演じるのは、『ジュリアン』(17/グザヴィエ・ルグラン監督)、『悪なき殺人』(19/ドミニク・モル監督)、『苦い涙』(22/フランソワ・オゾン監督)などで知られるドゥニ・メノーシェ。妻オルガは、『私は確信する』(18/アントワーヌ・ランボー監督)、『ヴィーガンズ・ハム』(21/ファブリス・エブエ監督)など、コメディからシリアスまでこなす実力派マリナ・フォイスが演じている。
2022年5月に第75回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアされた後、同年11月に第35回東京国際映画祭にて、最優秀作品賞にあたる東京グランプリ(東京都知事賞)のほか、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞の主要3部門を獲得。第37回ゴヤ賞で最優秀映画賞、最優秀監督賞など9部門受賞、第48回セザール賞で最優秀外国語映画賞をはじめ、世界で56もの賞を受賞した(2023年8月25日時点)。さらにフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴは、「今年観た中で最も強烈な映画でした」と本作を高く評価した。
『理想郷』
監督/ロドリゴ・ソロゴイェン
出演/ドゥニ・メノーシェ、マリナ・フォイス、ルイス・サエラ、ディエゴ・アニード、マリー・コロン
配給/アンプラグド
2023年11月3日(金・祝)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネマート新宿ほか全国順次公開
unpfilm.com/risokyo/
© Arcadia Motion Pictures, S.L., Caballo Films, S.L., Cronos Entertainment, A.I.E,Le pacte S.A.S.
『理想郷』特別試写会に5組10名様をご招待!
日時/2023年10月17日(火)(上映時間:138分)
18:30開場/19:00開演 ※特別ゲストによるトークショーあり(予定)
会場/日比谷コンベンション大ホール
住所/東京都千代田区日比谷公園1-4 B1
※ご当選者の発表は、試写会チケットのメール送付に代えさせていただきます。10月9日(月)までに、当選者の方のみメールにてご連絡差し上げます。
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【注意事項】
※いかなる理由がございましても、開映後・満席の際の入場は固くお断りいたします。
※場内でのご飲食を固く禁止致します。
※試写会当日、会場内入口にて手指の消毒・検温をお願いしております。時間に余裕を持ってご来場ください。
※体温が37.5度以上の場合は、誠に申し訳ございませんがご入場をお断りさせていただきます。
※ご来場の際は、必ずマスクの着用と検温をお願い致します。移動中、入館時もマスクの着用をお願いいたします。
※発熱・咳などの症状がある場合は、ご来場をお控えください。
※新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況により、急遽中止とさせていただく場合がございます。
※試写会当日を含む2週間以内に参加者とその同居者に発熱や咳等の症状がある場合は試写会のご参加をお断りさせていただきます。
※試写会場で行われる検査等で入場をお断りさせていただくことがございます。
Text: Yukiko Shinto