メリル・ストリープ(Meryl Streep)とスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)らが大統領自由勲章を授与されることになった。国への「非常に称賛されるべき貢献」をした人物に与えられるこの米文民最高位に、メリルとスティーヴィーら19人がバラク・オバマ大統領によって選出された。オバマ大統領は声明文で「この顕著な活力のある19人のアメリカ国民に市民最高位を授与することを楽しみにしています」「変化を求めて戦った活動家から我々の創造力をさらに掘り下げたアーティスト、アメリカを最先端に留まらせた科学者からアメリカの歴史に新たな章を追加することに貢献した公務員まで、この市民は我が国と世界に向けて素晴らしい貢献をしてくれました」とコメントしている。
作曲家のスティーヴン・ソンドハイム(Stephen Sondheim)や小説家のイサベル・アジェンデ(Isabel Allende)なども含まれる受章者には、ホワイトハウスで今月24日に行われる式典にてこの名誉が授与される。
今回この栄誉に輝くことになったメリルについては先日、2006年のコメディ作『プラダを着た悪魔』でメリルと共演したアカデミー賞受賞女優のアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)も、是非また一緒に仕事をしたいという意向を英トーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー』で明かしていたばかりだった。「メリルはすごく楽しくてすごく母親のような存在よ。初めて会った時には大きなハグをしてくれたから、私は『信じられない、私たちはこの映画で最高の時間を持てるわ』って思ったんだけど、そしたら今度は『あぁ、お嬢さん、あなたに優しくするのはこれが最後だからね』って言ったのよ」「それで自分のトレイラーに戻って行って出てきた時には氷の女王になっていて、本当にそれから数か月後の映画のプロモーションまでメリル本人の姿は見られなかったの」。