テイラー・スウィフト(Taylor Swift)が新曲『ブランク・スペース』のミュージックビデオの中を疑似体験できるようなアプリを発表した。テイラーが11日(火)に発表したアプリ「アメリカン・エキスプレス・アンステイジド・テイラー・スウィフト・ブランク・スペース・エクスペリエンス・アップ」では、スクリーンにタッチするだけでミュージックビデオの中に登場した屋敷の中を360度の角度から探索することができるという。今回ビデオとアプリの監修を行ったジョセフ・カーン(Joseph Kahn)は、ウェブサイトのマッシャベルに「このアプリは劇場、ミュージック・ビデオ、ビデオゲームを足して割ったようなものです」「ミュージックビデオというよりも、舞台のショーみたいな感覚で監修しなければなりませんでした。観る人が見たい方向を選べるのです。顔を向ける、見上げる、下を見る、(それらのアクションをするために、)そこに何かを作らなければなりませんでした」と話した。さらにカーンは「テクノロジーは素晴らしいんです。でも、最後にそこにはストーリーがあります」「それが鍵なんです。テイラーのストーリーを追うっていうところがこのアプリを面白くさせます。この男性がデートに行って、テイラーが異常な様子をみせたりするわけです。僕らはそれをこっそり観察してるってわけですね」と続けた。
iOS版とアンドロイド版どちらも無料で提供されるというそのアプリでは、テイラーを近くで見るための双眼鏡、10日(月)に公開となった『ブランク・スペース』のミュージックビデオに登場する架空の恋のお相手を含む、41点のアイテムなどを部屋の中から集めるとゲームをクリアできる仕組みになっているという。また、テイラーが『ブランク・スペース』を歌っている最中に、テイラーについて行くことができたり、ビデオの中に登場する携帯さえも持つことができるそうだ。