パリ通が愛するお店はここ! ローカル気分で訪れたいアドレス3選
パリ在住のフリーアナウンサー、中村江里子のライフスタイルを発信しているムック『セゾン・ド・エリコ』。最新号のVol.17は、花の都パリを大特集! パリ暮らし歴22年の中村江里子が通い続けているブティックや、こだわりのグルメショップ、お気に入りのレストランなど、全56ページにわたり充実のアドレスを掲載しています。その中から、選りすぐりの3軒を本人のコメント入りで特別にご紹介。
La Fontaine de Mars|ラ・フォンテーヌ・ドゥ・マルス
“日本から友人、知人が来ると、必ずここに連れて行きます”
「いかにも、絵に描いたようなパリのビストロ、という感じですよね。オバマ大統領が訪れたり、ウッディ・アレンの映画の舞台になったりというのも納得ですが、『パリに来たら必ずここのこれが食べたい』という私たちの気持ちをしっかりと受け止めてくれる安心できるお店です。オーナーマダムのクリスチャンヌさんの凛としてしかも温かい人柄がとても素敵ですし、シェフのピエールさんの存在感も抜群。そんなプロ中のプロが30年間ずっとパッションと愛情を持って切り盛りしてきた店だけに、一朝一タには作れない魅力があります」
La Fontaine de Mars
最寄り駅/M8 La Tour Maubourg, M 8 École Militaire, RER C Pont de l’Alma
住所/129,rue Saint-Dominique 75007 Paris
TEL/01 47 05 46 44
営業時間/12:00〜15:00、19:00〜23:00 (土・日の昼は12:00〜15:30)
定休日/なし
www.fontaine-de-mars.com
Maisons du Monde|メゾン・デュ・モンド
“南仏の家の食器はこちらのシリーズをサイトから大量注文しました”
「『メゾン・デュ・モンド』、訳して『世界の家々』という名前のこちらのお店は、ヨーロッパをメインに急拡大中のブランドで、現在世界中で376店舗を展開しているそうです。家具から雑貨までインテリアで必要なあらゆる物を取り揃えていますが、手頃な値段でかわいいものが揃うので、わが家では、南仏の家の食器をこちらのシリーズで揃えました。デザインがかわいらしくて、南仏の空気感にも合う厚手の質感。食洗機でガンガン洗えるので使い勝手抜群です」
(左)かご好きにはたまらないこんなコーナーも。 (右)南仏の家で愛用している食器。フレンチタッチのエレガントな模様が施されたシリーズだが、食洗機にかけられるスグレモノ。正円の平皿は6.59€~。オーバル型の大皿は24.99€。
Maisons du Monde
最寄り駅/M 8 9 Grand Boulevard
住所/5 boulevard Montmartre 75002 Paris
TEL/01 42 36 00 99
営業時間/10:00〜20:00(日 11:00〜19:00)
無休
www.maisonsdumonde.com
Les Deux Abeilles|レ・ドゥ・ザベイユ
“パリマダムに愛され続けて38年になるサロン・ド・テ”
「パリを何度も訪れた方の中には、この写真を見て『懐かしいー!』とおっしゃる方も少なくないのではないでしょうか? エッフェル塔からそう遠くない小道のサロン・ド・テ『レ・ドゥ・ザベイユ』はいまも変わらずそこにあります。聞けば、ヴァレリアさんのご両親が始めたこちらのお店は、今年で38年目を迎えるのだとか。しかも、お母さまはいまもお店の角のテーブルに陣取って、メニュー表を準備したりしてヴァレリアさんといっしょにお店を切り盛りしています。そうかと思うと、小学校からお友達といっしょに帰ってきたお嬢さんの姿がテーブル越しに見えたりする。つまり、昨今はやりのコンセプトとしてではなく、正真正銘のアットホームな空気がこのお店には流れていて、そういうオーセンティックなものの価値を大切にする人たちから圧倒的な支持を得ているのです」
Les Deux Abeilles
最寄り駅/RERC Pontdel’Alma
住所/189 ruedel’Université 75007 Paris
TEL/01 45 55 64 04
営業時間/9:00〜19:00
定休日/日
Instagram/@lesdeuxabeillesparis
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『セゾン・ド・エリコ』Vol.17
価格/¥1,760円(税込)
雑誌コード/67687-32
著者/中村江里子
発売元/扶桑社
中村江里子セレクション Avenue du KIKI
https://shop.avekiki-eriko.jp/