自由をもたらす香り。マスキュリン/フェミニンなムードを合わせ持つ、YSLのアイコニックフレグランス「LIBRE」
1960年代、男性のフォーマルウェアであったタキシードが、ムッシュ・イヴ・サンローランの手によって、女性のイブニングスタイルヘと変貌を遂げた。選択肢を制限されていた女性たちに、それまで閉ざされていたファッションの自由の扉を開いた。
2023年を生きる私たちにも、「自由」をもたらしてくれる特別な香りがある。YSLのアイコニックフレグランス「リブレ」。
ボトルは、そこに置かれているだけで見る人に自信をもたらすようなデザインだ。ネックを飾るゴールドチェーン、ボディを包み込むカサンドラロゴ、そしてアシンメトリーに入れられたカットが、アートピースの風格を漂わせている。
香りは、二人のマスター・パフューマー、カルロス・ベイナムとアン・フリッポによって生み出された。驚くべきことに、2019年の発売に至るまで、8年間で1,570回もの試作を繰り返したという。「リブレ」の4つのラインアップを、紐解いていく。
1. リブレ オーデパルファム
リブレの自由な香りの原点は、これまでメンズフレグランスに多く用いられてきた「フゼア」。フゼアの主原料となるのは、プロヴァンス産ラベンダーだ。このマスキュリンなプロヴァンス産ラベンダーと、フェミニンなモロッコ産オレンジブロッサムのコントラストこそが、「リブレ」を象徴するノートだ。トップで、ラベンダー、タンジェリン、ネロリが香り、ミドルでジャスミンサンバックなどフローラルさも。ラストで、いぶされたバニラや、官能的なアンバーが感じられる。
2. リブレ オーデパルファム アンタンス
マスキュリンなプロヴァンス産ラベンダーと、フェミニンなモロッコ産オレンジブロッサムをベースに、「オーキッドアコード」を加えた「リブレ オーデパルファム アンタンス」。香調はセンシュアルなフローラルラベンダーで、シリーズの中でも最も濃厚で深い奥行きが楽しめる。
3. リブレ オーデトワレ
マスキュリンなプロヴァンス産ラベンダーと、フェミニンなモロッコ産オレンジブロッサムの相反するエッセンスに、「ホワイトティーアコード」を融合させた「リブレ オーデトワレ」。「ホワイトティーアコード」が、オレンジブロッサムとラベンダーを強調しながらも、みずみずしい透明感でまとめあげている。
4. リブレ ヘアミスト
「リブレ」を最もライトに楽しめるのが、「リブレ ヘアミスト」。トップで透明感あるフルーティフローラルが感じられ、ミドルで、マスキュリンなラベンダーと、フェミニンなオレンジブロッサムのコントラストによる「リブレ」を象徴する香りが立ち上がり、ラストにバニラやシダーウッドの甘い余韻が感じられる。YSL ウリカ コミュニティ ガーデンで採取されたザクロエキス(*ザクロ果実エキス)を配合し、髪にうるおいをもたらし、柔らかくシルクのような美しい髪へ。
TIPS! 新しい香りのルーティーン。フレグランスにヘアミストをレイヤリング
フレグランスにヘアミストをレイヤリングする方法にもトライ。
STEP1 「リブレ オーデパルファム」、「リブレ オーデパルファム アンタンス」、「リブレオーデトワレ」の中から好きなものを、まとって。
STEP2 仕上げに、「リブレ ヘアミスト」を、レイヤリング。それぞれを身体の異なる部位にまとうことで、より重層的で立体感のある香りが楽しめる。
マスキリュンとフェミニンの衝突から生まれる、至高の香り「リブレ」。最後に、YSLのオフィシャルコピーで、紹介を締めくくる。
“パンツスーツから⼥らしさが迸り出るように、マスキュリンが際立たせる圧倒的なフェミニニティ。甘ささを抑えた官能クール、⽐類なきオーラ煌めく⾹りには、きっと誰もあらがえない”
I AM LIBRE 特設サイト
www.yslb.jp/libre-event/
YVES SAINT LAURENT
イヴ・サンローラン・ボーテ
TEL/0120-526-333
URL/www.yslb.jp
Text: Misa Kotake Edit: Yukiko Shinto