現在カルヴェンでクリエイティブ・ディレクターを務めているギョームだが、11月にその職を退き、新たにニナ・リッチで活躍することになる。先週、ニナ・リッチのクリエイティブ・ディレクターを務めるピーター・コッピングがオスカー・デ・ラ・レンタへ移るという噂の真っ只中に退任の意向を示しており、ギョームはピーターの後任を務めるかたちだ。ニナ・リッチのオーナーであるラルフ・トレダノ氏はWWDにギョームの「アーティスティックな視点、洞察力、知識、カリスマ性、好奇心」が「ブランドに素晴らしいエネルギー」を与えるだろうと期待を寄せている。
ギョームはカルヴェンでの5年間を通し、低迷していた同ブランドを革命的に建て直し、パリの代表的なスタイルになるまでその価値を高めた。
このギョームが新クリエイティブ・ディレクターに就任するという噂はここ数週間渦巻いていたが、トレダノ氏は「噂にはコメントしません」とコメントを拒否していた。
ギョームは来年1月5日から新クリエイティブ・ディレクターに就任し、その翌月に発表となる秋冬コレクションでニナ・リッチでのデビュー作をお披露目することになるとみられている。
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