舘鼻則孝×伝統産業の作り手によるリアル展示「RETHINK」

オンライン展覧会「江戸東京リシンク展」での展示風景より。舘鼻則孝『Noritaka Tatehana x Kinkarakami Institute Heel-less Shoes』（2022年）　©EDO TOKYO KIRARI PROJECT & NORITAKA TATEHANA K.K., Courtesy of KOSAKU KANECHIKA, Photo by GION

アーティスト・舘鼻則孝と伝統産業の作り手たちとのコラボレーションで生まれた作品がリアル公開される。東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAにて、2022年11月26日（土）〜12月24日（土）まで。

アーティストの舘鼻則孝は、工芸をはじめとする伝統産業事業者との協業によって、過去と現在をつなぐ活動に力を注いできた。遊女が履く高下駄から着想を得た舘鼻の代表作「ヒールレスシューズ」は、あのレディー・ガガが着用したことでも知られ、メトロポリタン美術館やヴィクトリア＆アルバート博物館に収蔵されるなど、世界的にも高い評価を受けている。

そんな舘鼻が展覧会ディレクターを務める「江戸東京リシンク展」が、昨年に続いて今年の3月にも開催（※1）。日本の伝統や文化に新たな意味を加えて現代に表現する「リシンク（Rethink）」の考え方に基づいて、東京都の伝統産業事業者とのコラボ作品が生み出され、国の重要文化財である旧岩崎邸庭園で展示された様子がオンライン展として公開された。

（※1）参考記事：Numero.jp「舘鼻則孝ディレクションの「江戸東京リシンク展」開催」

このたび開催される本展「RETHINK」では、この「江戸東京リシンク展」での作品をKOSAKU KANECHIKAでリアル展示するもの。

美しく繊細な作品たちを、直接目にすることができるうれしい機会。会場で、細部までじっくりと堪能してみてはいかが。

オンライン展覧会「江戸東京リシンク展」での展示風景より。舘鼻則孝『Noritaka Tatehana x Isehan Honten Heel-less Shoes』（2022年） ©EDO TOKYO KIRARI PROJECT & NORITAKA TATEHANA K.K., Courtesy of KOSAKU KANECHIKA, Photo by GION

オンライン展覧会「江戸東京リシンク展」での展示風景より。舘鼻則孝『Noritaka Tatehana x Ryukobo Heel-less Shoes “Lady Pointe”』（2022年） ©EDO TOKYO KIRARI PROJECT & NORITAKA TATEHANA K.K., Courtesy of KOSAKU KANECHIKA, Photo by GION

※掲載情報は11月27日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

舘⿐則孝「RETHINK」
会期／2022年11月26日（土）〜12月24日（土）
会場／KOSAKU KANECHIKA
住所／東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
時間／11:00〜18:00
休廊日／日・月、祝日
料金／無料
TEL／03-6712-3346
URL／kosakukanechika.com/exhibition/rethink_2022/