渋谷の新ホテル「all day place shibuya」で日常を楽しむステイを
2022年4月、渋谷に開業したホテル「all day place shibuya(オールデイプレイス シブヤ)」。カフェ&ビールスタンドあり、レストランあり、と日常の延長として気軽に楽しめるホットなスポットを紹介します!
明治通りから一本入った、美竹公園の向かいにあるall day place shibuya。一階には、オニバスコーヒーが手がけるスペシャルティコーヒーが楽しめるカフェ「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」とデンマーク発のクラフトビールブリュワリー、「Mikkeller Kiosk/Bar」があります。
面白いのが、この二つのお店が同じ空間で同居していること! 右を見るとビアバー、左を見るとカフェという他にないつくりです。
朝はコーヒー、夜はビールとまさにall day楽しめます。お店の中に敷かれたグリーンのタイルは店外の敷地内にも続き、外のシートもこの日は多くの人で賑わっておりました。まるで公園のようにみんなが集うスペースに。
インテリアデザインを手がけたのは建築家の元木大輔氏が代表を務めるDDAA。渋谷の街と繋がるようなデザインに仕上げています。
2階のレセプションエリア。チェックイン・チェックアウトはすべて専用の機械でスムーズに。ホテルのスタッフの方もなんだかフレンドリーな雰囲気。
周辺のお店や映画館のチラシなどが貼られたウォールも。
では、早速お部屋へ。3階から14階までが客室で、全13タイプ(!)、160室を擁しています。
私が試泊させていただいた、Superior Kingのお部屋。13平米ほどでコンパクトですが、壁に備え付けられた棚やクローゼットなど、空間の使い方がよくできている! ホテルのキーカラーであるグリーンがきいています。
中目黒のギャラリーVOILLDがキュレーションしたアートも。
部屋には環境への配慮から最低限のものしか置かれておらず、例えばペットボトルの水の用意はなく、部屋に置かれたカラフェで8階にあるウォーターサーバーに汲みに行くというスタイル。
アメニティも、竹の歯ブラシ、ホテル初導⼊の歯磨きペーパーなど、アイテムひとつひとつのセレクトにも意思を感じます(チューブに入った歯磨き粉って少し使うだけで、結局捨てちゃうんですよね…..)。
スリッパは、廃タイヤを活用した「Indosole」のもの。
シャンプー類は、オーストラリアのオーガニックブランド「APPELLES」です。
部屋には、気分やシーンに合わせて選べるムードペアリングティー「YOU IN」のティーバッグが。ゆったり過ごしたい夜におすすめの「SLOW NIGHT」、ゆっくり一息つきたい時におすすめの「IPPUKU」の2種類がセットされていました。
上下色が違う部屋着も着心地良し! ワンマイルウェアとしてホテル周辺を歩くときにも着てOK。
他にも、特色豊かな客室が! ホテル内で一番広い57平米のParty Suiteは、大画面プロジェクターを備え、ホームパーティー感覚でステイできちゃいます。
週末に家でくつろぐかのような雰囲気を演出するWeekend Suite。広ーいソファにSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSが選書した本、コーヒーを淹れるセットも備え、ゆっくり過ごせそう。
その他バリアフリーに対応したStyling Roomまで、さまざまなタイプがあります。どれもリーズナブルな価格に驚きます。
ホテルの2階には、「GOOD CHEESE GOOD PIZZA」を併設。毎朝、清瀬の牧場から届く新鮮な生乳で作るフレッシュチーズを使ったメニューが絶品!
夜はピザをテイクアウトしました。マルゲリータと季節限定のプリマヴェーラをハーフ&ハーフで! 生地が耳までおいしい〜。Mikkellerの缶ビールもホテル内の自販機でゲット。ホテルの外に出ずとも食は事足ります。
そして翌朝は「GOOD CHEESE GOOD PIZZA」で朝食を。「つくりたてリコッタのオールインワンサラダ」にしました。お皿からはみ出しているこのボリューム。リコッタチーズはミルクを食べているかのようなクリーミーさ。これは毎朝でも食べたくなります。
泊まるのはもちろん、泊まらなくても楽しめる! ホテル=非日常という通念がありますが、ここは毎日の生活に溶け込むような居心地の良さがあります。新しいコミュニティの発信地として、渋谷の街がまた盛り上がりそうです。
all day place shibuya
住所/東京都渋谷区渋谷1-17-1
URL/www.uds-hotels.com/all-day-place/