色使いに一目惚れ! 「Dries Van Noten」から登場したビューティコレクション【#エディターたちのカートの中身】 | Numero TOKYO
Beauty / Editor's Post

色使いに一目惚れ! 「Dries Van Noten」から登場したビューティコレクション【#エディターたちのカートの中身】

発表されるとたちまちSNSの話題をさらっていたので、すでにご存知の方も多いはず。3月から海外で発売されているドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)のビューティライン。色とプリントを素晴らしいバランスでマッチングさせる魔術師のベルギー人デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンのファンにはよだれ必至のフレグランスやメイクアップが登場したのです。 メゾンのコードである「対比」を活かし、“ありえない組み合わせ”でマッチした柄の組み合わせに一目惚れしたのは私だけじゃないはず。

「ジャルダン・ドゥ・ロランジュリー」、「ネオン・ガーデン」、「ローザ・カルニヴォラ」、「レイビング・ローズ」、「カンナビス・パチュリ」、「サンタル・グリーナリー」、「ブードゥー・チリ」、「ロック・ザ・ミルラ」、「フルール・デュ・マル」、「ソワ・マラケ」。
「ジャルダン・ドゥ・ロランジュリー」、「ネオン・ガーデン」、「ローザ・カルニヴォラ」、「レイビング・ローズ」、「カンナビス・パチュリ」、「サンタル・グリーナリー」、「ブードゥー・チリ」、「ロック・ザ・ミルラ」、「フルール・デュ・マル」、「ソワ・マラケ」。
残念ながら、現在はアントワープ、パリ、LAのブティックと公式オンラインのみでの発売で、日本での展開時期は未定とのことなのですが、海外にいる友人たちが早速購入してSNSにアップしていたのを見て、私もなんとか日本から購入できないかと、ダメ元でブランドの公式HPを覗いてみました(笑)。

フレグランスは、薬剤師のボトルのシェイプに想を得てデザインされたもの。中でも、私が気になったフレグランスは、スカイブルーのガラスにネオングリーンのベースを重ねたカラーブロックのネオン・ガーデン(Neon Garden)で、香りは古典的なアイリス根のオリスとミントがもつフレッシュなエネルギーという相反するスピリットを組み合わせ。こんなところにも“ありえない組み合わせ”を感じます。

「ネオン・ガーデン」の香りのイメージ。
「ネオン・ガーデン」の香りのイメージ。

そして、リップスティックはメイクアップは単なる結果ではなく、人がリップケースに恋をするとき、まずそれはケースから始まり、その次に中のリップの色、唇にのせたときの感覚、香り、成分、そしてそれがもつビジュアル的な印象になるということを理解してデザインされたもの。

私は、白いセラミック風の青のモチーフとジャスパーコーラルを出合わせたコーラル・セラミック(Coral Ceramic)が欲しい!

左から「コーラル・セラミック」、「ネオン・プリント」、「マラカイト・スネーク」、「クロックワークレザー」。
左から「コーラル・セラミック」、「ネオン・プリント」、「マラカイト・スネーク」、「クロックワークレザー」。

リップのカラーパレットは、15色のサテン、10色のマット、5色のシアー、1種類のクリアバームでラインナップ。
リップのカラーパレットは、15色のサテン、10色のマット、5色のシアー、1種類のクリアバームでラインナップ。

また、ドリス ヴァン ノッテンのビューティーコレクションはすべて、地球を優先する厳格なプロセスに従い、エシカルな原材料の調達方法と職人の技術を守る取り組みを行っているのだそう。リサイクルからアップサイクル、自然由来成分、動物にやさしい製法、そして責任ある原材料の調達まで、こだわり抜いたエシカルな方法によって作られたコレクションを提供しているのです。

フレグランスボトルとリップスティックケースは詰め替え可能だし、これだけ素敵なデザインのボトルなら飾るだけでもインテリアに素敵。フレグランスは85%以上が自然由来成分で、メイクアップはローズヒップオイルを贅沢に使用した動物にやさしい製法なのだとか。そして、商品を購入すると付属される巾着型のドローストリング・ポーチは、これまでのファッションのコレクションで使用した生地をアップサイクルしているのです。このポーチがまた素敵。リフィルのパッケージも可愛い色の組み合わせで、リフィルだけで置いてあっても可愛い……!

フレグランスはポーチが付属されます。
フレグランスはポーチが付属されます。

ボトルと同じく、リフィルのパッケージも可愛い色の組み合わせ。
ボトルと同じく、リフィルのパッケージも可愛い色の組み合わせ。

ほかにも、コレクションには、クリーム、ソープ、ミラー、コーム、リップブラシ、ポシェット、シルクスカーフ、フレグランスのトライアルキットも登場している模様。

(左)ハンドクリーム。(右)フレグランスボトルをイメージしたカラーリングのシルクスカーフも。

(左)コームやミラーなども展開あり。(右)フレグランスは、お試しセットも。これで全種類の香りがトライできるし、ちょっとしたギフトにも良さそう。

買い物気分だけでもと思い、カートに入れてみたものの、もちろん日本へのシッピングはしていないので私の妄想カートはここでストップ……(笑) でもブランドの世界観だけでもたっぷりと浸れるので気になる方はぜひHPをチェックしてみてください。私も首を長くして日本での発売を待ちたいと思います。

連載「エディターたちのカートの中身」をもっと読む

Profile

大岩翠Midori Oiwa ファッション・エディター/フォト・エディター。大学卒業後、渡英。ロンドンのファッション誌でアシスタント経験を積む。2018年に帰国し、『Numero TOKYO』に参加。現在は、海外撮影のカバーストーリーをメインに、ファッションコンテンツを担当しているほか、フリーのエディター、スタイリストとしても活動中。去年から猫を飼い始め、愛猫と一緒に寝るのが何よりも癒し。おかげで引きこもりがちなので、今年こそは海外旅行のルーティンを取り戻したいとたくらみ中。
Instagram: @midorioiwa

Magazine

DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

Gift of Giving

ギフトの悦び

オンライン書店で購入する