台湾素食をモダンに楽しむ「松竹圓」 | Numero TOKYO
Life / Food

台湾素食をモダンに楽しむ「松竹圓」

ヴィーガン料理と聞くと、どこか味気ない? 物足りない? そんなイメージを覆す、独自の進化を遂げた話題のヴィーガンレストランを紹介(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年1・2月合併号掲載)。

左:にゅーくまん(4個入り)¥1,400。右:焼売クローバーセット¥880。
左:にゅーくまん(4個入り)¥1,400。右:焼売クローバーセット¥880。

松竹圓のすべてのメニューはオリエンタルビーガン対応(動物由来の食材およびねぎ、にんにく、にら、らっきょう、あさつきの五葷不使用)。オーナーは上海出身の岩橋遥さん。あるとき、急に肉が食べられなくなった岩橋さんは、苦しみのなかからヴィーガンの食品を輸入する会社を設立。そんなときに出会ったのが、台湾で有機農業を手掛けていた夫。台湾では日常的に選択できる素食(ベジタリアンフード)が、日本ではほとんど食べられないことから自身で料理を始め、現在はこの店のレシピを考案している。

ヴィーガンを求めていない顧客からも評判のにゅーくまんや焼売、餃子といった中国点心料理をはじめ、台湾で人気のレインボーケーキなどのスイーツも充実。オムニミートや大豆ミートを使ったハンバーガーなどもある。いずれはすべてグルテンフリーにしていく予定で研究中。

松竹圓
住所/東京都台東区西浅草2-7-6 
TEL/03-6802-8355
営業時間/平日 11:00〜20:00
定休日/水・木
https://sho-chiku-en.com

心も身体も地球も喜ぶ
魅惑のヴィーガンフード

Photos:Kenji Mimura Text:Shiori Fuji  Edit:Shiori Kajiyama

Magazine

DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

Gift of Giving

ギフトの悦び

オンライン書店で購入する