エミリー・ラタコウスキー、ベストセラー作家の仲間入り
エミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski)の本が、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーに認定された。
自伝『マイ・ボディ』の予想以上の売れ行きに、本人も驚いているという。
同書の写真と共にエミリーはこうインスタグラムに綴っている。「『マイ・ボディ』がニューヨーク・タイムズ・ベストセラーに!夢みたいな1週間。本を読んでくれて、私の物語に共感し考えさせられたってメッセージをくれた皆、ありがとう。購入したい人はリンク先で!」
そんなベストセラー作家となったエミリーは先日、アニー・マクマヌスのポッドキャスト番組に出演、写真撮影で脱ぐのと本で胸の内を明かすのとどちらがより精神的に傷つきやすいと感じるかと聞かれ、こう答えていた。「本を書いている時。モデル業で外の自分、身体をさらけ出す時、私は自分自身と切り離す傾向があるから。何かを書くということはそれとは全く違う経験、自分の中に深く入っていくもの。うまく書ける時は、自分の身体の中で生きているような感じで他に何も考えないから」
一方、モデルとしての自分について、「長い間私は自分をハスラーと見なしてきた。自分の身体やイメージを商品化させ成功しキャリアを築いてきたから」「それは対話を通してエンパワーメントと言うことさえできる。私のイメージと身体を商品化させ私が報酬を得たことは未だ否定できないから」とエミリーは続けた。
更に、大人への成長過程で自分の立ち位置を見直すことができたとエミリーは話してもいる。「大人になったある時点で、私の中には巨大な不安や怒り、不幸があるってわかった。一体それは何なのか注視しなくてはいけなかった。世界における自分の政治的信念、女性としての自分のポジション、人生をどう築いていくかについて考え直す必要があった」