ジェシカ・チャステイン、映画『アメリカン・ハッスル』への出演を断念していた
ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)が、映画『アメリカン・ハッスル』への出演を断念していたことを明かした。
ジェシカは、2014年に公開されたデヴィッド・O・ラッセル監督による同作品への出演を熱望していたものの、スケジュールの都合が合わず、最終的にその役はジェニファー・ローレンスに渡ったとという。 ジョシュ・ホロヴィッツのポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』に出演したジェシカは、こう語っている。「『この役を、誰々がやる』と言ってて、話が流れるケースはいっぱいある。私が演じる予定だったけど抜けたので、他の人が飛び込んでくる、というようなことも」「常に起こっていることだけど、『この人が演じていたら、どうだっただろう』というような記事が出ると困るから、そのような話はしないだけ」「でも、一つ教えるわ。私はデヴィッド・O・ラッセルが大好き。いつも彼と仕事をしたいと思っていた。そしたら、『アメリカン・ハッスル』でジェニファー・ローレンスが演じた役のオファーを受けたの」「『やりたい 』と思った。でも、リヴ・ウルマンの『ミス・ジュリー』と重なってしまった。長い間この作品に愛着を持っていたし、リブ・ウルマンを崇拝しているのよ」「だから、『残念ながら、予定が合いません』と言わなければならなかった」
「その映画が上手くいかなくてよかったわ」と冗談で付け加えたジェシカは、『アメリカン・ハッスル』でクリスチャン・ベール演じる詐欺師の主人公アーヴィン・ローゼンフェルドの妻ロザリンをジェニファーが見事に演じ、また自身も最新作『シーンズ・フロム・ア・マリッジ』でウルマン監督と再タッグを組むことになり、結局、物事が最良な道に進んだと考えているそうだ。ジェシカは、「だからこそ、この話をするのよ。正直なところ、私にとってジェニファーは女神のような存在で、尊敬している」「全ての出来事には理由がある。私があの役を演じるよりも、ジェニファーは遥かに優れていたから」と続けた。