エリザベス・オルセン、ディズニーを訴えたスカーレット・ヨハンソンを擁護
エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen)が、ディズニーを相手取り訴訟を起こしたスカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)を擁護した。
スカーレットは、マーベル新作『ブラック・ウィドウ』を劇場公開と同時にディズニー・プラスで配信開始したディズニーを、ギャラに関する契約条項に反するとして訴えていた。
そして今回『ワンダヴィジョン』で人気のエリザベスが、ディズニーの決断に関してコメントしたかたちで、ヴァニティ・フェア誌にこう話している。「幾つかのことを心配している。スカーレットの代わりに心配しているんじゃないの。小さな作品が劇場公開される機会を失うのではと心配しているのよ。コロナ前から、そうなりつつあったから」
現在の動きにより、アートハウス系の映画を上映する劇場が経済的危機に陥り廃業してしまうことを危惧するエリザベスは、大手の会社がそれらの劇場を救う解決策を見いだせることを願っていると続けた。
しかしスカーレットに関しては、全く心配していないようで「(スカーレットは)すごくタフで、そのことを読んだ時文字通り『スカーレットやったわね』って感じだったわ」と話している。
スカーレットの訴えに対しディズニーは、「恐ろしく、長期に渡る地球規模の影響」をもたらしているコロナの影響により、劇場への客足が減り、配信サービスの需要が増えていることを「冷淡に無視」していると指摘していた。