マーク・ロンソン、エイミー・ワインハウスの依存症と向き合えなかったことを後悔
マーク・ロンソン(Mark Ronson)は、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)が依存症と闘っていたことについて、もっと向き合うことができたと後悔しているという。
2006年リリースのエイミーの最後のアルバム『バック・トゥ・ブラック』をプロデュースしたマーク、彼女の依存症との闘いに関する自分の接し方が「完全に好きだったか」定かではないと明かした。
エイミーの薬物乱用との闘いは、2011年にアルコール中毒で27歳の若さで亡くなる前から良く知られていたことで、アルバムのレコーディングのため一緒に過ごしたのは1週間だけだったものの、助けることが出来たのではないかとマークは今でも感じているそうだ。「彼女との繋がり、親しみを瞬時に感じた。一緒にいること、彼女の存在が大好きだった。本当に面白い人だった」「もちろん、僕達には浮き沈みがあってそれは悩みの種だったけど、自分の対応がどうだったかはわからない。彼女が依存症になったとき、もう少し率直に向き合っていれば良かったと思う。その時はただ、『前にも1度そうなっているし、彼女は多分何とかするだろう』って思ったんだ」
またマークは、エイミーの家を訪れた際、外に陣取っていたパパラッチについて「恐ろしくて、嫌な感じ」だったと振り返り、「彼女はパパラッチらに手を振ったり、ときには食べ物を持って行ったりしていて、最初僕は『これはただのパントマイム』なんだ、って思った。でも『いや、違う。酷いよ、恐ろしくて嫌気がさす』と思ったんだ。彼らも生計を立てなきゃいけないのはわかるけど、僕はこう言う人達が大嫌いだった」と続けた。
また、今年は7月23日のエイミーの没後10周年に合わせて、2つのドキュメンタリーが公開されたことでマークはエイミーの死を振り返り、2000年初頭の迷惑で押しつけがましいセレブ文化が現在注目されていることについてコメント、ブリトニー・スピアーズのドキュメンタリーを見て気分が悪くなったそうで、ガーディアン紙に「裁きがあることを願っている。僕にはそれが見えないけど」と話している。
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