『Seventeen』『PINKY』の専属モデルとしてカリスマ的な人気を誇ってきた鈴木えみ。13歳からモデルを始め、現在28歳。結婚し、一児の母となった彼女が、愛娘と共に4月28日発売のNuméro TOKYO6月号に登場する。
常に第一線で活躍してきた彼女にとっての大きな転機は、『PINKY』の休刊が決まり、専属モデルを卒業した25歳あたり。「仮に今も『PINKY』が存在してたら、ずっと続けていただろうし、今の私もないんじゃないかな」と語るように、自分自身で進路を決定していかなければならない新たな環境の中で、自己発信のツールとしてブログを始めたり、人に興味を持つようになるなどの変化が訪れたのだそう。
昨年結婚したパートナーとは、付き合い始めて2週間でプロポーズを受け、その3カ月後に入籍というスピード婚だったが、「決まる時って、こういうことなんだなって腑に落ちた感じだったのかな」。“動物的な勘を当てにするのが好き”と話す彼女らしく、迷いはなかったという。その後、妊娠・出産。今は7割ぐらいが子ども中心の生活だが、「育児は大変だけど、楽しいほうが勝りますよね。だって可愛くてしょうがないし(後略)」。母となったことで生まれた、柔らかな優しさと母性に包み込まれた強さがうかがえるインタビューは必読だ。
その他特集では、出産後をみじんも感じさせないスレンダーボディを披露したビジュアルや、ファッションブック『S’eee』の編集長も務め、感度の高い女性たちを刺激してきた彼女のプライベートスナップを拡大版で掲載。私服や秋冬に狙っているアイテム、愛用コスメ、ペット、食などがたっぷり紹介されている。モデルとして、表現者として――。これからの鈴木えみから目が離せない。
※「」内はNumero TOKYO 2014年6月号より抜粋