Culture / Editor's Post
エディター発 モードな事件簿「『約束のネバーランド』の主人公エマに注目」
小誌エディターの気になる最新トレンドや撮影の裏話まで、鋭い視線を盛り込んだトピックスをお届け!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年3月号掲載)
1月よりアニメ『約束のネバーランド Season2』がフジテレビ『ノイタミナ』(毎週木曜25:25〜放送)ほか、Amazon Prime Videoにて配信中。 ©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
『約束のネバーランド』から学んだ、サステナブル社会の未来
サステナブルや動物愛護などの企画を担当し、あらゆる問題について考える機会が多くなったここ数年。複雑に絡み合った数多くの問題を少しずつ解こうとしてもまた別の部分が絡まったり……。
そんな時に出合った、漫画連載からアニメ化や実写版映画化と人気が加速している『約束のネバーランド』。偽りの楽園から“自由”を求め脱出を試みる子どもたちの物語。なかでも注目してほしいのは主人公エマのカリスマ性。“みんなで”生きるためには今ある知識だけを使ってどう考え、どう動き、どう前へ進むのか。彼女を見ているとどんな未来も変えられるかも、という勇気が湧いてきます。
Profile
柴田紗妃Saki Shibata
コントリビューティング・ファッション・フィーチャー・エディター。出版社経験を経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッション撮影をはじめ、ファッションにまつわる読み物ページ、カルチャー取材、インタビューなど主に特集ページを担当。国内・海外問わず90年代〜現代までのテレビドラマを深く愛し、主人公の気持ちに浸ってロケ地を巡りまくる。目標は日本のファッションと人間模様をテーマにした脚本・エッセイを出すこと。
Instagram: @sakisakishibata
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