銀座メゾンエルメスで開催、落合多武「輝板膜タペータム」
東京・銀座の銀座メゾンエルメス フォーラムで、アーティストの落合多武(おちあい・たむ)による個展が開催。2021年1月22日(金)〜4月11日(日)まで。
アーティストの落合多武は、1967年神奈川県生まれ。現在ニューヨークを拠点に活動している。「概念としてのドローイング」を主要なテーマに掲げ、さまざまな表現方法で活動を行っている。
本展では、四半世紀にわたって落合が制作したいくつかのシリーズの中から、ペインティングや立体、写真、映像といった多彩な表現の作品が展示される。
タイトルの「輝板膜タペータム(Tapetum Lucidum)」とは、夜行性動物の眼球内にある輝板(きばん/タペタム)という構造物から名付けられたもので、暗闇の中のわずかな光を捉えて反射する機能を持つ。光を集めて一瞬の反射光を放つそのさまは、人物や物事に隠された意味や、予期せぬ関係性を見つけ出して作品に落とし込む、落合の表現そのものといえそうだ。ぜひ、お見逃しなく。
※掲載情報は1月21日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「輝板膜タペータム」 落合多武展
会期/2021年1月22日(金)〜4月11日(日)
会場/銀座メゾンエルメス フォーラム
住所/東京都中央区銀座5-4-1 8、9F
入場料/無料
時間/11:00〜19:00
休館/不定休(エルメス銀座店の営業時間に準ずる)
TEL/03-3569-3300
URL/www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/210122/
Text : Manami Abe