2020年12月22日、グレート・コンジャンクションの先に向けて | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

2020年12月22日、グレート・コンジャンクションの先に向けて

いよいよ2週間(と少し)後に迫った12月22日のグレート・コンジャンクション。占いがお好きな方にはもはや説明不要だと思いますが、木星と土星が大接近する大イベントです。

おまけに今回は200年に一度の転換点になると言われていて、2020年に私たちが実際に体験している変化が、占星術が示すものとあまりに符合しているので、占い好きでない方も見聞きする機会が多いのではないでしょうか。(グレート・コンジャンクションについては、鏡リュウジさんとスカパラ谷中敦さんの対談にも詳しいのでぜひ!)

ヌメロ・トウキョウ2021年1・2月合併号では、2021年上半期の占い特集を掲載しています。鑑定は、Numero.jpでマンスリー星座占いを連載中の猫星ラピスさん。プラハ在住のイラストレーター三ツ島香織さんが挿画を担当してくださいました。

二度目のロックダウン目前のチェコから届いた扉イラストは、「パーティーへ行くためにドレスアップをしている女性と毛づくろいをしている猫」。スタイリッシュでユーモアもあって、ホリデー気分を高めてくれます。

12星座もそれぞれ素敵なので、ぜひテキストとともに、イラストもご覧いただけたら嬉しいです。ちなみにこちらは山羊座。おしゃれ。

猫星さん曰く、このグレート・コンジャンクション以降の「風の時代」は、「働かざる者食うべからず」といったような古い価値観から脱出することがカギだそうです。さらには、大転換といってもまだ2021年は「土の時代」からの価値観の変化の途中(混乱期)なので、焦らなくても大丈夫とのこと。自分の中にある愛を大切に、おおらかに、軽やかに変化を楽しむ。今号の特集が、読者のみなさんにとって新しい時代に向けての一助になれば幸いです。

Profile

井上千穂Chiho Inoue フィーチャー・ディレクター。『Numero TOKYO』創刊時よりエディターとして主に特集を担当。2011年よりウェブマガジン「honeyee.com」「.fatale」の副編集長をつとめ、19年より出戻り現職。作り手の話を聞き、ものづくりの背景を知るとお財布の紐が緩みます。夜な夜な韓国ドラマに、休日は自然の中に逃避しがち。子連れ旅もお手のものな二児の母。

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