『フレンズ』特別番組、観客なしでは撮影はありえない?
ドラマ『フレンズ』の同窓会はスタジオの観客なしでは行われることがないそうだ。
デヴィッド・シュワイマー、マット・ルブランク、ジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、マシュー・ペリー、リサ・クドローら主要キャスト6名は、新サービスHBO Maxの1話限りで配信予定の同人気ドラマ特別番組に参加する予定となっているが、つい先日には今月収録と伝えられていたものの、共同クリエーターのマルタ・カウフマンによれば実現するかどうか疑わしいという。
同番組は当初5月に収録予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期されていた。現在スタジオ撮影は許可されているが、観客を入れることは許可されていないため、カウフマンは無観客で敢行すべきでないと感じているそうだ。
カウフマンは情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』で、「我々は皆、撮影が実現することを願っています。それには安全になるまで待たなければなりません。このドラマには決められた台本がなく、それがこの番組のやり方で、その場に観客が必要になってきます。たとえ観客同士の間にソーシャルディスタンスを取らなくてはいけない状況でも、それが『フレンズ』には大きな意味をなしますから…観客なしではできないのです。観客を含めて一つの作品ですから、我々は集客にふさわしい時期をただ待つだけです」と語った。
そんなカウフマンは先日、番組が8月に撮影できることを願っているとしてこう明かしていた。
「第2波が早まることなく、すべてが順調でスタジオが使えるなら、8月の撮影を望んでいます。すべてが整っていて、しっかり規制に従い、そんな中でも良い番組が作れそうなら、8月半ばから後半の間に収録できるでしょう」
キャストたちが今回の特番の撮影のために、当時のセットをそっくり再現したスタジオへ戻る際には、新型コロナウイルス感染症の検査と自主隔離を行うなど、スタジオに新型コロナウイルスを持ち込まない措置を取る必要があると見込まれてる。
情報筋は以前、「誰もが撮影が再開することを強く望んでいます」「今は全力で前進中ですが、スタジオに観客を入れることができないことを含めた厳しい規制の元で行われることになりそうです。トップたちは当時のスタジオの雰囲気のままを作り出すことを熱望していたので、大打撃です」「キャスト全員が新型コロナウイルス感染症の検査を受け、その後に自主隔離をすることを義務付けられるでしょう」と話していた。