美容好きの美容生活 vol.21セレクター 田中シェン「めざせ、マスク美人!なメイク」
美容のプロがお気に入りコスメをピックアップする連載。今月はイラストレーターや女優としてもマルチな才能を発揮するモデル・田中シェンが、マスク美人へと導くアイテムを厳選。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2020年9月号掲載)
めざせ、マスク美人! なメイク
コロナとの“共存生活”が始まってから数カ月。地球全体で常識や日常が揺るがされ、変わることを余儀なくされた気がします。その中でも新たなマナーになったのが、マスクをつけて出歩くこと。たしかにちょっと不便です。しかーし!!! お洒落をすることが大好きな私たち女子には、目元や手元などの見える部分や、マスクを外した時に露出する肌など、まだたくさんの楽しみが残っているのです。マスクファッションも楽しんでしまう、田中をポジティブにしてくれた“メイク戦士たち”をご紹介します。
マスクで人に会う時、第一印象を決めるのは目元。目元でその人が、元気かそうじゃないかを決めるくらい大切です。うるうるっとした“光モノ”をまぶたにつけると瞳がキレイに見えるので、エチュードハウスのグリッターにハマり中。眉とマスカラは、絶妙な色で惹きつける目元に。顔のインフォメーションを読み取りながら会話するタイプの私は、ずれたマスクを直す指先にドキッとしたことがあります。末端は可愛くしておきたいからネイルはヴィヴィッドに。マスクをしていても乾燥するし、いつもとは違う揺らぎ方をするので、アウェイクのCCクリームで保湿&カバー。口紅は、マスク生活になってもずっとバッグに忍ばせています。いつどこで恋するか、わからないから♡
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「赤みがキレイなバーガンディのマスカラ。クロッキーでお絵描きしている気分で、自然な陰影眉がつくれるパレットもお気に入り」。ロング ラッシュ マスカラ 03 ¥2,800、アイブロウパウダー 03 ¥3,300/ともにto/one(トーン 03-5774-5565)
「ナチュラルカバーの仕上がりが好み。完璧な人って近寄りがたく感じるのと同じで、肌も完璧より少し弱点が透けているくらいが可愛いと思っています!」。10種のボタニカルオイルのスキンケア効果で、フレッシュな肌が続くCCクリーム。プットオンアハッピーフェイス ティンティド モイスチュアライザー(SPF50+/PA++++)全3色[30ml]¥3,800/Awake(アウェイク 0120-586-682)
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「このグリッターの粒感がとても気に入って、黒目の下の涙袋にちょんと少しのせるのにハマっています! これだけで目元を仕上げてしまう日もあるくらい」。大粒グリッター&パールがミラーボールのように輝くシャドウ。 ミラーホリック リキッドアイズ BE101 ¥1,250/Etude House(アモーレパシフィックジャパン 0120-570-057)
「少しくすんだブルーのネイルは、夏との相性も最高です」。見たまま発色するサイケデリックブルー。鏡のようなツヤが長持ち。ラ ラッククチュール 96 ¥3,200/Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン・ボーテ 0120-526-333)
「口元と頬に少し血色を仕込んだら、恋する準備OK(笑)。シアー感のあるダークな色味が最近の気分です」。グロッシーなツヤのボルドーで大人の表情に。リップスティック コンフォート エアリーシャイン 05 ¥3,500/RMK(RMK Division 0120-988-271)
Photo : John Chan Text : Shen Tanaka Edit : Naho Sasaki