田中杏子のプライベートスナップ「柄ミックスやビタミンカラーで春らしく」 | Numero TOKYO
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田中杏子のプライベートスナップ「柄ミックスやビタミンカラーで春らしく」

「ヌメロ・トウキョウ」編集長・田中杏子のリアルな着こなしと私物を紹介。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年4月号掲載)

例年よりも早く春の兆しを感じる今日この頃。春夏ファッションの柄モノミックスやヴィヴィッドなビタミンカラーはパリコレでも大活躍! また秋冬からの継続でクラシカルなレディアイテムも私の中で定着化しています。

グッチ(Gucci)のホワイトツイードワンピースとフローラパターンのリボンタイブラウスで、クラシック気分にスタイリング。131号でご紹介したヴィンテージライクな「ディオール オプ リーク」のショルダーバッグと、ジュゼッぺ ザノッティ(Giuseppe Zanotti)のサンダルでさらにレディ気分を高めてみました。

カモフラージュ柄ブーツは、プラダ(Prada)青山店のポップアップイベントで一目惚れして即ゲット。すごく軽くて履きやすいので、私のヘビロテシューズの仲間入りに。これ1足で、ボトムをワーク系、サファリ系にスタイリングできます。ヒールに入ったオレンジのブランドロゴもポイント。

あえて大きめサイズが特徴的なボーリングシャツは、恵比寿の会員制バー「カスバ」のオーナー増田令子氏が手掛けるブランド、パラダイス!(Paradise!)から。アニマル柄は、花柄やドット、チェックなどとミックスして今季っぽいスタイリングを味わいたいです。

ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)のイエロー長財布。ダニエル・リーがシグネチャーを再解釈して生み出した、でかイントレチャートが可愛い♡ 今春ブームとなるビタミンカラーを、早速パリコレデビューさせました。同じくボッテガ・ヴェネタのノットのハンドルが付いた巾着のようなサックバッグ。イントレチャートを満喫しています。

スワロフスキー(Swarovski)のマルチカラーのストーンが付いたネックレス。少し色物を合わせたいときに首元にオンする、オールシーズンで使えるお役立ちアイテムです。

プラダのカーディガンと、中にはアウラ アイラ(Aula Aila)のレースブラウス、133号でもご紹介したセリーヌ(Celine)のアニマル柄パンツをコーディネートして、フェミニンさとパンチの効いたものの掛け算を。さらに、クロエ(Chloé)のバッグとカサデイのシューズでバーガンディの統一色を投入! 全体が引き締まります。

バーバリー(Burberry)のリボンタイブラウス。大きいキラキラのラインストーンが付いたウェールネットのパターンで、パンツにもスカートに合わせても、とにかくスタイリッシュで素敵なのです!!! やっぱりリカルド・ティッシのハイセンスなデザインを纏うと、気分が上がります♡

同じくバーバリーのピスタチオカラーのシルクスカーフは、昨年11月に銀座店オープンを記念したここだけの限定商品。日本の春を感じさせる色味が可愛い! 本当は頭に巻いて使いたいくらいです。

レトロクラシックをモダンに落とし込んだデザインが気に入っているシャネル(Chanel)のレザーショルダーバッグ。小さいロゴが上品に付いたバックルがお洒落で、これ1つだけでレディに振るまえそうな気がします。

田中杏子のプライベートスナップ

Profile

田中杏子Ako Tanaka 統括編集長。ミラノに渡りファッションを学んだ後、雑誌や広告に携わる。帰国後はフリーのスタイリストとして『ELLE japon』『流行通信』などで編集、スタイリングに従事し『VOGUE JAPAN』の編集スタッフとして 創刊から参加。シニア・ファッション・エディターを務める。2005年 Numéro TOKYO編集長に就任し2007年2月創刊、2025年3月まで務める。現在は統括編集長として本誌のヴィジュアル全般、デジタルやSNS、ECなどNuméro事業全体を担う。2021年、新プロジェクトrabbitonを立ち上げる。著書 『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ刊)。
Twitter: @akotanaka Instagram: @akoakotanaka
 

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