Journey with Rola in Kenya, Africa
中東・ドバイ経由でケニアの地へ!
アフリカ象が直面している問題を皆さんはご存じですか? 象牙を目的とした密猟や密輸がアフリカ全土で多発。年間推定3万頭を超える象が犠牲となり、過去10年間に11万頭も減少。いま象は絶滅の危機に瀕しているのです。こうした現状と闘い、野生の象の保護活動に取り組んでいる団体「Save the Elephants」をティファニー(Tiffany & Co.)は「Tiffany Save the Wild」コレクションを通じてサポートしています。そして今回、実際に野生の象の現状やティファニーの取り組みを知るために、ローラさんがケニアのサンブル国立保護地区を訪問。ダイアリー形式でその模様をお届けします!
Before the trip
ケニア取材が決まってから、まず私たちスタッフを待ち受けていたものは……予防接種! ケニアへ渡航の際は、念のためいくつかの予防接種が推奨されています。渡航10日前には受けなければいけないので、みなさまもアフリカ旅行への際はお忘れのないように!
Itinerary Day 1
エミレーツに乗りナイロビへ!
ケニア(ナイロビ/ジョモ・ケニヤッタ国際空港)への行き方はいろいろありますが、私たちはエミレーツ航空を利用して、羽田→ドバイ→ナイロビというフライトスケジュールで移動。さすがドバイの作ったエミレーツ! とてもラグジュアリーで快適なフライトでした。約23時間かけてナイロビに到着!
ナイロビ国際空港は近代的な建物でしたが、車に乗ってすぐ、その光景は突如変わりました。左に見えるのは国立公園(写真はないのですが、さっそくキリンの群れがいてローラさんはじめ一同、感動&大興奮!)、右に見えるのはスラム街……と、突然の見たこともない風景に圧倒されて、私たち大変なところに来てしまった……!と実感。
初日は、長旅の疲れを癒すべく、首都ナイロビのおしゃれなブティックホテル「Hemingways Nairobi」にて一泊させていただきました。お部屋に入ると、ケニアでもティファニーボックスがWelcome! やっぱりこのボックス、とってもテンションが上がります。
鳥のさえずりが心地よい、本当に自然豊かで広々としたホテル。とっても素敵だったので、またぜひゆっくり訪れてみたいです。
Itinerary Day 2
いよいよ野生の象たちが生息するサンブルへ!
さて、ここからが本番! 私たちの今回の目的“ティファニーがサポートする「Save the Elephants」の活動を知る”には、ナイロビというComfortableなCityにいてはダメなのです。ナイロビのウィルソン空港からセスナ機に乗って目的地サンブルへ!
ここが本当にエアポート?という小さな小さな建物。セスナ機は重量制限があるので、私たちと荷物は、全員体重チェックがありました(笑)。
象が描かれたとっても可愛い5人乗りのセスナ機。
ナイロビから北にセスナ機で移動すること約40分(約350kmほどの距離)。ようやく今回の目的地、サンブル国立保護区(Samburu National Reserve)に無事到着しました! ケニア北部の乾燥地域に位置し、ここでしか見られない野生動物たちが生息している未開の地。カラフルな民族衣装を纏ったサンブル族の方たちがWelcomeしてくれました。ローラさんとさっそく記念撮影!
※サンブル族
ケニア中央部に位置するサンブル国立保護区内に居住。マサイ族をルーツに持ち、牧畜などをして生活する。英語、スワヒリ語をはじめ4言語以上を巧みに操り、古代から野生の象と共生している。
さっそく、サンブル族(衣装がオシャレすぎる!)の方が運転する車両に乗って、サファリツアーへ! 希少な野生の動物たちが生息する、サンブル国立保護区。道なき道をガタガタと揺られながら見るその光景は、まさにNHKで見たことある〜!という感じで(笑)、一同大興奮! ローラさんもすべての野生動物たちに「Hello〜〜」と挨拶。ライオンキングのミュージックを口ずさみながら、とっても楽しんでいらっしゃいました!❤
縞が細く腹部が白いグレービーシマウマ。とにかく模様が力強くて美しい!
ゲレヌクの群れの中に、なぜかグレービーシマウマが一頭紛れている微笑ましい光景。自分も仲間だと思っているのかな!?
優雅に歩くソマリダチョウに一同目が釘付け❤ こんな愛らしい姿を見たら、オーストリッチはもう着れませんよね……。
というわけで。つい先ほどまで快適なエミレーツのシートに座っていて、車やセスナを乗り継いできたら、そしたら突然、強風と土埃が吹く荒々しい手つかずの荒野……。そしてそこに悠然と佇む美しい野生動物たち……。突如、今まで生きてきて目にしたことのない光景ばかりで、これは夢か幻か!?と私たちの頭の中は大パニック。とにかくものすごいところに我々来てしまったんだな……!という。それが、人生で初めてサファリに降り立った初日の感想なのでありました……。
Tiffany Save the Wild
「命をつなぐ物語」
スペシャルムービー公開中
Photos & Text:Aika Kiyohara