今回はおよそ10年間の彼のアーカイブから、約100点のドローイング作品、そして初公開となる写真作品約60点を収録。被写体は彼の友人たちを中心に、中にはブラジリアン人気モデルのラケル・ジマーマンやキャロル・トレンティーニなどの姿も。ほか、エルメスやルイヴィトン、パリのシャルルドゴール空港へ寄稿した作品も再録している。巻末には マダガスカルや南アフリカ、ハワイや東京など、彼が辿った旅の軌跡を綴ったメモも。フィリペ自身の言葉で語られたライフスタイル論とともに、ページをめくるたび、旅情がそそられるようだ。
出版にあたりフィリペにインタビューを試みた。



