ラミ・マレック、下積み時代に宅配ピザの箱を自分を売り込み!?
ラミ・マレック(Rami Malek)は、ロサンゼルスでピザ宅配の仕事をしていた下積み時代に、ピザの箱にこつこつと自身の顔写真と履歴書を忍ばせて配達していたことで映画出演の機会を手に入れたそうだ。
ラミは、同市のシュライン・オーディトリアムで27日(日)に開催された全米映画俳優組合賞(SAG)式典のバックステージで当時を振り返り記者達にこう話している。
「『ギルモア・ガールズ』のキャスティング・ディレクターからある日電話があったんだ」「『ラミ・マレックのエージェントと話がしたいんですが』って言われたので『はい私ですが』って答えたら『あなたがラミ・マレック?』って言われたんで『そうです』って」
「『エージェントはいるの?』って聞かれたので『いいえ。これから見つけましょう』って答えたよ」「彼女はずっと笑っていてね。『ギルモア・ガールズ』のちょい役でセリフは3行だけだったんだけど『ワーナーズ・ブラザースまでだったら10分で着きます』って即答したよ」
「何年もピザの箱とテイクアウェイの袋に僕の顔写真を入れ続けて、やっと誰かが電話をくれたんだ。僕は彼女の事務所へ行って、その晩仕事をもらったよ」
同式典において、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』で故フレディ・マーキュリー役を演じ主演男優賞の栄光に輝いたラミは受賞スピーチの中でもピザ宅配について触れ、「俳優でいながらピザを宅配するってことに関する話がありますが、それはまたの機会にってことで」「クイーンとフレディ・マーキュリーに感謝します。上を目指し最高の人生を送るというパワーを彼からもらいました。なりたい自分に忠実になり、やりたいこと全てをやり遂げる」「僕はそれを感じます。そして彼は私達皆にそう感じさせてくれる。この賞を彼に捧げます」
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