サンドラ・ブロック、セクハラを受け自ら解雇を申し出た過去
サンドラ・ブロック(Sandra Bullock)はセクハラを受けたことが理由で、自ら出演作からの解雇を申し出たことがあったそうだ。
2018年8月10日から日本でも公開が始まる『オーシャンズ8』に出演しているサンドラは、駆け出しの頃に現場で気まずい経験をしたことから、現場では女性的な存在と見られないように心がけることを学んだという。
サンドラは当時を振り返ってこう語る。「キャリアの本当に初めの頃、映画で辛い状況に陥ったことがあったの。権力のある人からだったわ。ユーモアで乗り切ろうと思ったんだけど、通じなかった。だから最後には『お願いだから、解雇してください』って言ったわ」「あれは1つの勉強だった。それ以来、私はセクシーだとみなされるような要素をすべて取り除くようにした。それを貫いたの」
サンドラは辛い状況でもユーモアで切り抜けることで知られており、2009年には『トゥデイ』の司会マット・ラウアーから1つのヌードシーンについて4分間も質問される被害に遭った際も同様に乗り切っていたが、もっと怒りを表さなかったことに後悔を覚えるかと尋ねられると、「私はそうやって難しい状況を乗り越えてきたの。そうやって生きてきたのよ」と答えた。
そしてセクハラ疑惑の渦中にあるハーヴェイ・ワインスタインについても語った。「ハーヴェイのことは聞いていたから怖かったわ。そういう世界には誘われなかったけど。私は早い段階から断ち切る方法を学んでいたから、私の元には来なかったの」「私はハーヴェイが人に聞いて欲しいと思っていたことだけを耳にしたけど、それで怒りを覚えた。『彼女がどうやってあの役をもらったか知ってる?ハーヴェイと寝たのよ』とか言われると『黙りなさいよ。そんなの本当か分からないでしょ』って言っていたものだわ」「そうしたら後になって、その女性がひどい暴行に遭っていたと発覚した。みんなハーヴェイと寝たんじゃなかったのよ。ハーヴェイがみんなにそう思って欲しかっただけ」と語った。