Culture / Post
ザ・ストロークスのフロントマンによる「The Voidz」再始動
ザ・ストロークス(The Strokes)のカリスマティックなフロントマンであるジュリアン・カサブランカス(Julian Casablancas)のサイド・プロジェクト、ザ・ヴォイズ(The Voidz)がセカンドアルバム『ヴァーチュー(Virtue)』を発表!
多彩なアイデアと探求する魂を巧みにまとめあげて
2000年代以降、多くのバンドに影響を与えてきたザ・ストロークス。その活動と並行して、精力的にソロ活動やレーベル運営もおこなうジュリアン・カサブランカスが2013年にスタートしたサイド・プロジェクト“ジュリアン・カサブランカス+ザ・ヴォイズ”が“ザ・ヴォイズ”へと名義を変え、 4年ぶりとなる新作をリリースした。ファーストに比べクリアでバランスのよい構成ながら、パンク/ハードコア、エレクトロのみならず多様なサウンドとアイデア、そして現代アメリカの抱える混沌を色濃く反映した興味深い一枚。
The Voidz『Virtue』
¥2,200(ソニー)
Text:Minami Mihama