エルトン・ジョンのカバーアルバムに豪華ゲストが参加
エルトン・ジョン(Elton John)の名曲をエド・シーラン(Ed Sheeran)、コールドプレイ(Coldplay)、レディー・ガガ(Lady Gaga)らがカバーしたアルバム『リヴァンプ(Revamp)』がリリースされる。
ヴァージンEMIから4月6日にリリースされる同作は、エルトンと創作上のパートナーであるバーニー・トーピン(Bernie Taupin)により作られた名曲の数々に新たな息吹を吹き込むものとなる。
最近は活動50周年を機にツアーからの引退を発表していたエルトンだが、同作のリリースに嬉しさが隠せないようで、「いつだってアーティストが自分の曲を愛し、時間と努力を費やしてカバーしてくれるのは喜ばしいことさ」「ソングライターとしてバーニーと僕は、自分たちが感心し敬うシンガーたちがそれぞれ独自の解釈で曲を焼き直していることにワクワクしているんだ」「それは僕らの音楽がまだ時代に即していて、新しい聴衆を獲得し続けることができる証明だからね」「彼らの寛大さに感謝しているよ」とコメントを残している。
今回、過去にはエリー・ゴールディング(Ellie Goulding)やロッド・スチュワート(Rod Stewart)によるカバーが知られている名曲『僕の歌は君の歌』がレディー・ガガによって歌われ、1973年のアルバム『黄昏のレンガ路』から『風の中の火のように(孤独な歌手、ノーマ・ジーン)』をエドが、1972年のアルバム『ホンキー・シャトー』から『モナ・リザ・アンド・マッド・ハッター』をザ・キラーズ(The Killers)がカバーしている。
また、マイリー・サイラス(Miley Cyrus)版『僕の瞳にちいさな太陽』やコールドプレイ版『幼き恋の日々』なども収録されていて、他にも参加アーティストはピン(P!nk)ク、サム・スミス(Sam Smith)、アレッシア・カーラ(Alessia Cara)、フローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence and the Machine)、マムフォード・アンド・サンズ(Mumford & Sons)、メアリー・J・ブライジ(Mary Jane Blige)、デミ・ロヴァート(Demi Lovato)、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(Queens of the Stone Age)らと錚々たる面子が揃った。
更に同日にはユニバーサル・ミュージック・グループ・ナッシュビルからもマイリー他、ロザンヌ・キャッシュ(Rosanne Cash)、エミルー・ハリス(Emmylou Harris,)、ウィリー・ネルソン(Willie Nelson)とカントリミュージックの大スターたちを揃えたカバーアルバム『レストレーション』をリリース予定で、今年9月から3年をかけて世界中300を超える公演回数となる生涯ラストのツアー『フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード』に向けエルトンは着々と準備を進めているようだ。