クリステン・スチュワート、新作映画でジーン・セバーグ役に
クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)が新作『アゲインスト・オール・エネミーズ』でジーン・セバーグ役を演じるようだ。
実話に基づいた政治スリラーとなるこの新作では、ベネディクト・アンドリューズが監督を務める予定であるとデッドラインは報じている。
クリステンのほかに、ジャック・オコンネル、アンソニー・マッキー、マーガレット・クアリー、コルム・ミーニイの出演も決定しているこの新作では、その政治的活動や公民権運動家のハキム・ジャマルの恋人であったことにより、1960年代にFBIからマークされることになったジーンの半生を描く。
ジーンはアメリカ出身でありながらも、人生の半分をフランスで過ごし、ヌーヴェルヴァーグの寵児となったが、その後、ブラック・パンサー党を破滅させようとしたFBIによってターゲットにされるに至った。
アンソニーが活動家のジャマルを演じる一方で、ジャックはジーンの監視を任されたFBI捜査官役を務める。
ジョー・シュラップネルとアナ・ウォーターハウスが脚本を執筆中で、この夏にも撮影がスタートされる見込みだ。
今回ヒロイン役を演じるクリステンは、ジーン同様、アメリカ人ながらもオリヴィエ・アサイヤス監督作2本に出演したことでフランスのスターとなったという共通点がある。そのうちの2014年公開作『アクトレス~女たちの舞台~』では、アメリカ人女優として初めてフランス版アカデミー賞と言われるセザール賞を受賞している。