Culture / Editor's Post
偉大な作家、アーシュラ・K・ル=グウィンのこと
つい先日、作家のアーシュラ・K・ル=グウィンが88歳で他界されたという。『ゲド戦記』シリーズや『闇の左手』で知られる彼女。実は「Numero TOKYO」の0号にてインタビューを掲載した。(2006年!)
numero0_142
当時公開を控えていた映画『ゲド戦記』についてのインタビューで、彼女は映画をあまり気に入っていないようなところが印象的だった。もう一度『ゲド戦記』シリーズを一から読み返したい。ご冥福をお祈りいたします。
numero0
Profile
伊藤さや香(Sayaka Ito) エディター。フランス文化への憧れがすぎて、慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業、フランス系アパレル会社に勤務。ファッション誌などのライターを経て、フランス版『Numero』の日本語訳小冊子の編集に携わる。その後『Numero TOKYO』に創刊メンバーとして参加。主に、映画、本、アート、ライフスタイルの企画を担当。もとよりカラックス、ジャームッシュ、クンデラなどの作家たちを愛しつつ、新たな(もうちょっと明るい)お気に入りを専ら模索中。プライベートでは2児の母。